
わたしのマンガ歴 ①
最近は鬼滅の刃や呪術廻戦などが面白いので、楽しく見てます。でも、昔はジャンプ系の漫画は殆ど読んだことが無かったのです。
自分が小さい頃は、姉の影響で「花とゆめ」が愛読書でした。
「花とゆめ」と言えば、「ガラスの仮面」
「パタリロ」、「ぼく地球」、「動物のお医者さん」など有名作品が目白押しです。
私も例に漏れず、魔夜峰央さん、和田慎二さん、山岸涼子さん、萩尾望都さん、あぁ書ききれないっ!
等々 有名な少女漫画家さんのマンガを読みあさっていました。
なかでも柴田昌弘さんの「ブルーソネット」は私には忘れられない作品です。
「ブルーソネット」は柴田先生の赤い牙シリーズの最終章的なお話で、
色白の銀髪の美少女が、母親に売春を強要されてそのショックで超能力が目覚める。そして、その能力で母親も殺してしまう。その後、悪の組織にサイボーグにされ利用される。
…冒頭からかなりハードなシーンで始まります。
私がそのマンガを読んでいたのは9才でした。
最初の方のページにソネットに殺された人が、ビルとビルの隙間に挟まってる絵がとても怖くて読む時は飛ばして読んでいたのを覚えています。
あんまり小学生が読む内容では無かったのかと…今だと完全にR指定です。私の娘が読んでいたら、多分止めます(苦笑)
が、「超能力」のワードが自分には凄く魅力的だったのと、ソネットがすごくキレイな人だったので、難しくて分からないながらも何度も何度も読んでいたのを思い出します。
ソネットを書き写して何度も絵を描いていました。ソネットは悪の組織の一員で、蘭(主人公)の敵でしたが、ソネットの深い悲しみと孤独を感じて、ソネットには幸せになって欲しいと、主人公の蘭より感情移入しながら読んでいました。
お話は結構ハードなSFアクションですが、多分今でも古さを感じさせない作品だと思い出します。柴田先生の絵も繊細でとてもキレイです。
ぜひ気になった方は読んでみて下さい
ではまた。