皆んな辛いよ。
前回、上の呟きしたんだけど、最近若い人中心に優しさで潰れてしまう人多いなって感じたからです。
X(旧Twitter)みても今年や去年新卒で就職したばかりの若い人たちが、1か月で仕事辛くて辞めましたとか、学生時代真面目で生徒会長してた自分がこんなに仕事では怒られると思いませんでしたとか、そういうのが異常に多いんです。ここ数年大卒で就職して1か月3か月で辞める人が急増(異常値)してるそうです。
ブラックとかパワハラとかなら仕方ないですし、すぐに辞めなさいとと思うけれど、明らかに違う。
で思ったのは、本来長所であるはずの【自分の優しさ】【自分の真面目さ】に甘えて育ってしまったのかなと。
これ私もそうですが、人の悪口は言わない、友達も優しい人ばかり、喧嘩もしたことない、自分は真面目で生きてきて、でも就職したら会社では怖い上司や口の悪い大人達ばかり。ぜんぜん合わないし、何か言われたら打たれ弱くて精神を擦り切らしてしまう。営業なので真面目に頑張っても商品が売れなければ契約が取れなければ怒られてしまう。怒られるのに慣れてないから余計に病んでしまう。
でも学生時代遊んでばかりいた人やチャラい人の方が契約取れて褒められる。
真面目に頑張ってるのに
真面目にやっても仕事できない
褒められてる人はいい加減なのに
などと【自分の頑張り】や【自分の真面目さ】に囚われてるんです。でもぶっちゃけ会社はボランティアじゃないので、商品を売る、契約を取ることが大事。契約取るために頑張ってる人を、こっちが勝手にチャラいとか頑張らないで楽に成績上げてるとか思い込んでただけ。
で自分の過去の生き方、営業の仕方を考えた時に、勉強頑張った、スポーツ頑張った、良い人になろう等、それってぜんぶ自分自身だけの事なんです。
逆に仕事ができる人は、人との接し方、人の喜ばせ方、人の為に時間を作る労力を惜しまない。
学生時代、私はテストで100点を取ったら「よし、やったあ」「頑張った甲斐があった」と思ってました。98点なら「勿体無い」「次は絶対100点取る」「◯◯に負けた。悔しい」と思ってました。
でも仕事ができる人は、もちろん自分も頑張っての結果ですが、自分の100点より、人の100点や90点に目を向けて、人に対して「凄い!」「頑張ったね!」と言える人なんです。自分自分ではなく、自分は頑張ったではなく、自分は真面目なのにではなく、人に対して喜んだり褒めてあげる人なんです。
これ特に営業の仕事で分かった事です。自分が商品を売るんではなく、お客さんのことを思って、お客さんが喜んでもらえるようなものを紹介したり売ったりする。自分の真面目さアピールなんていらない、人のことを思う気持ち。
チャラいだけで売上伸ばしてズルいと思ってた人は、実は人との関係を大事にして積極的に楽しい話をして喜んで貰ってる。思いやりやサービス精神のかたまりでした。
もちろん自分の真面目さ、誠実さがお客様に褒められることもあるし、それがきっかけで契約につながる事を多いです。でもそれを活かしつつ、自分ではなく相手をメインに相手の事を考えられる気持ちが、さらに仕事の成績に繋がることを学びました。
最近SNSで多い、大学までは真面目だったのに、社会人で挫折する人の異常な多さ。それにはまず自分の真面目さアピールを捨てる事。もちろん誠実な生き方はそのまま実践する。判断するのは相手や神様なので、自分が気にすることではないんです。あるいはどうせ仕事なんだからと、
仕事はお客様に喜んでもらう為!
と仕事の時間は別の世界として割り切ってみるのもいいかもしれません。それか、仕事如きで自分の人生潰されてたまるかよ!と強気でいくとか。優しさはひとまず置いて。
だって仕事が嫌になったり、悩んだり、病んだりしてるのは、新卒ばかりではなく、皆んなそうなんだから。パワハラしてる先輩や上司だって仕事なんて辞めてーんだよ!って思ってやってるんだから。
世界中の人達の悩みが少しでも和らぎますように。
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