天国のくじらのお話|猫の扁平上皮癌
天国のくじら「抱っこくじら」もう一個のお話❄
だいぶ、自分の状態にも慣れてきたので、ゆーっくり動くようにしながら、24時間心電図をつけております。
ゆずとみーすけが落ち着いててくれて、本当によかった😮💨💦今のところ、なんの不調もなく、もりもりごはんも食べてお元気です。ほーっ😫🙏❤️😺😺😺
頭、打ち所悪かったり、角度とか間違えてたらヤバかったな…と、
今更ですがぼんやり考えて、やっぱりなんかとっても大きなものに守られてる感じがずーっとあって、ああ、天国の陣と花音にまた心配かけたな、と思いました。
それで、ふと、これ言ってなかったな…というのを思いだしたので。
天国のくじら「抱っこくじら」ですが、何回か投稿しているのでおなじみかと思いますが、お腹にみんなを乗せてそっと運んでくれている、亡くなった私の友人を乗せている、優しいくじらさんなのですが。
逆さになってるので、背中からぷしゅーって吹き出す海水はもちろん逆さに、地上に降り注ぎます。
ここね、派手に描いてないのであれなのですが、ウロコのような花びらのようなフレークと立体のビーズも埋め込んで「雪」を降らせてます。
2010年1月31日、陣が旅立っていき、初めてのことでもうどうしたらよいのか訳もわからず…。
その日のうちに荼毘に伏して、翌日はたしか仕事にいきました。
家にはもう、いないんだな。
受け止めきれず、どうしたらよいのかもわからず、仕事終わってからも吉祥寺で写真を入れるフレーム買わなきゃ…とか、ロウソク立てるやつとかもないな…と、無理に理由を作ってふらふらふらふら、彷徨ってました。
ふと、花屋が目にとまり、沢山の白いトルコキキョウが並んでるのをみて、「そうだ、トルコキキョウの匂いが大好きだった」と思い出し、何本か注文しました。
すると、寒い冬のはずなのに、一瞬ふわっと暖かい気配がして空をみると、沢山の白いトルコキキョウの花びらが一面に舞っていました。
え?
しばらくよくわからずに、花びらを眺めていて、やっと大きな大きな雪だったことに気づきました。
雪は家に着くまでひたすらしんしんと降り注ぎ、家が近づくにつれ、
「陣か……。着いたんだね、天国😺✨✨✨✨」
なんかそう思って夜道でボロクソに泣きました。
我が家に生後3ヶ月ほどでやってきて、初めての冬、昼からこんな風に大きな大きな雪がしんしんと降ってきて、2人でベッドの上で暗くなるまでずーっと上から下…上から下…と、降る雪を眺めていたことを思い出しました。
キラキラしたちび陣の目には、とてもキレイな雪が写りこんでいて、楽しそうにずーっと、本当にずーっと見てたので、私も一緒にぼんやり雪を眺めていたなぁと。
ここにいるよ、って、いつもいるよって、沢山の雪をめちゃくちゃ降らせてほしいと神様にお願いしたのかなぁって。
天国のくじら「抱っこくじら」は、初めて描いたくじらなので、陣と花音が乗るなら、こんなくじらがいいなぁと思いながら制作しました。
背中からは、みんなの思いに応えて、くじらさんが雪を降らせたり、霧を吹いて虹を見せてくれたり…。
あの夜道、私の頭上にこんな光景が広がってたとしたら、なんかいいなぁ…っていうのを描いてみたものです。
12/1から、展示がはじまります。
まだ細かい告知できてなくてごめんなさい。
それにむけて、そろそろ、みんなを乗船していこうと思います。
お写真まだの方は、そろそろご用意くださいね。
で、もしよかったら、ダップルバックカフェさんで、雪のところまで、ゆっくり見ていただけたら嬉しいです。
もうすぐ15年になるのですが、今でもね、判断に悩みに悩んで結論だしたりするとね、「それで大丈夫、いいの😺❤️✨」って言うかのように、大きな大きな雪が降るんですよ。
でも、陣くん、ゆずの去勢手術の日はさすがに降らせすぎたね🤣💦💦💦💦ツルッツルに凍ってて病院いくの2時間かかったぞ😹💦💦💦💦
ちょっとおっちょこちょいな我が家の天使、陣くんでした😹✨
ちなみに花音は黄色いちょうちょ🦋を遣わしてくれます。
その話はまたいつか😊