備長炭からオガ炭に変更すると、起こること
たとえばこれから炭火をはじめる料理人さんからも、こんな質問をいただくことがあります。
「備長炭とオガ炭って、なにが違うんですか?」
おおざっぱにお答えするときは、
「うまく使えばおそらく食べる人には違いがわかりにくいだろうし、予算次第で使い分ければいいんじゃないですか」
と答えますし、
すこし細かくお答えするときは、
「焼く食材や燃焼環境、焼き手さんの感覚しだいですが、やはり焼いているときの感覚はだいぶ違いますよ」
と答えます。
要は、
両者の違いは使用する人、使用する食材や燃焼環境によって大きく変わるし、備長炭やオガ炭といっても種類や形状はたくさんあるので単純な比較はできないです。
と、まじめに考えすぎても備長炭とオガ炭の選択で迷われている方のなんの参考にもならないので、ざっくりと比較してみたので参考にしていただければと思います。↓
Writer:
ホンダタロウ/炭火研究家 @HIROBIN
ふだんは備長木炭の生産→流通→消費のうち、
「流通」を担っています。
世界の伝統文化、アート、JAZZが好きです。
Instagram:@hirobin___taro.honda___
twitter:@sumibinogakkou