同志社大学提供PBLプログラム
アソボロジーでは、同志社大学プロジェクト科目授業として「SDGs世代に贈る!こどもと社会をつなげるゲームデザイン」を提供しています。
【学生報告書】
https://pbs.doshisha.ac.jp/attach/page/PBL-PAGE-JA-722/149121/file/pj2020_tanabe_02.pdf
【成果報告会の様子】
このプログラムは、2020年度から採択されており、アソボロジーメンバーが講師、ティーチングアシスタント等を担当しています。
学生がプロジェクトチームを組んで、「社会の課題を自分の生活の延長としてとらえる」、「一人では解決できないことを知る」、「でも一人ひとりが参加しないと何もはじまらない」という、社会参加の重要なポイントを、楽しみながら体感的に理解し、気づきを得られるようなゲームの開発に取り組みます。
プロジェクトを通じて、ゲームの体験者が市民社会のプレイヤーとなることを促すと同時に、受講生自身が社会や地域の課題を発見し、周りを巻き込んでいけるようなリーダーとなっていくようなプログラムです。
授業を受講した大学生が地域の小中学生の社会をつなげるためのモチベーター、ファシリテーターとして活動できるようにサポートもします。
1年間30コマの授業の中では、ゲームクリエイターとの対話、地域の小中学校等でのフィールドワーク、ゲームデザイン実習、テストプレイ、お披露目会(ローンチイベント)等を通じて、自分達が考えたゲームアイディアを色々な方にブラッシュアップしてもらい、最終的に実際の学校や地域で使ってもらうことを目指しています。
アソボロジーでは、今後この授業から生まれたゲームの提供も開始予定です。(詳細は note の提供ゲームのマガジン、各種SNS等で発信していきます。)
プロジェクト型授業(PBL)では、課題の設定や、チームの運営、外部との折衝等、プロジェクトマネジメントを通じた学びを得ることができます。 また、本授業では、さらに自分達で「ゲームを作る」ことも実施するのが特徴です。ゲームを作るためには、課題を構造化し、その課題に何らかの影響を与えるための仕掛けを考え、その効果を測定しながらさらに改良するという、ものづくりならではの学びがあります。ゲームをつくることで、課題をより深く理解し、他者に伝える工夫が身に付きます。2020年度の受講生は卒業後、デザイナー事務所やグローバルIT企業、プロスポーツチームマネジメントの世界等で活躍されています。
2021年度の授業でもクリエイティブなゲームが開発中で、来年以降また発表できることを楽しみにしています。