『哲学あそび』#8
2024年4月21日に『哲学あそび』というイベントの第八回を開催した。
穀雨の季節、やさしく力づよい雨の中、商店街の一角の静かなお寺に明かりを点ける。
この日は店舗としてのasobinotuduki時代に知り合った方も寄ってくれて嬉しかった。いつもの方、お久しぶりの方、初めましての方までいて、皆様とお会いできたことにじ~んとする。
哲学あそび、今回の場は、そんなふうにして始まった。
哲学あそびがどんなものであるかは、過去のnote(マガジンに『哲学あそびレポート』としてまとめてあります)をご覧いただければ嬉しいです。
――下記に当日使用したイベント内容の用紙より一部掲載する。(2024年度は、原則、毎回同じ形ですすめる予定)
――というものだった。
今回は二つの問いについて掘り下げることになった。
「実家じまいについて」(←noteに共に掲載したホワイトボードの画像)と、「桜が散ることについて」。
問いは、具体的なものでも抽象的なものでもよいのです。その場に居合わせた者同士で、何かを感じたり考えたりできれば。そういうあそびなのです。
「実家じまいについて」、経験した方からも未経験の方からも様々な意見が出た。実家との距離や、物量、精神的なこと……。なかでも、兄弟姉妹をはじめとする周囲との人間関係(連携のとりやすさなど)に重要性を感じるという考えが多かった。
「桜が散ることについて」、面白い展開が多々あった。実は花が散った後の葉が主役なんじゃないか、一過性を感じるからなのか“桜のような女性” とはあまり言わないね、など。そうかもしれない、と思えるような角度からの意見をお互いに楽しんだ。
こんなかんじで、今年度の哲学あそびは去年度よりも更に、そこに参加いただく皆様に委ねさせていただく部分が大きいものとなりそうです。ちなみに私と二人きりでも、中止したりしませんので、あしからず(笑)。
想像して創造するあそびの一環として、今年度もお会いできるのを楽しみに開催していきます。
お越しいただいた皆様、ご協力いただいた皆様、気にかけていただいた皆様、ありがとうございました。
また遊びましょう。