スタートアップは大人の青春である【続・社員に聞いてみた!】
こんにちは、宗(そう)です。
「続・社員に聞いてみた!」シリーズ第二弾を担当させていただきます!
「続・社員に聞いてみた!」は、Asobica社員の人柄を知っていただくことや働く社員から見たAsobicaをリアルに伝えていくことで、更に読者の皆さんにAsobicaを知っていただきたい、そういったことを目的としております。
前回のかねみーさんに続いて、第二弾のゲストは・・・
Asobica シナジー番長、プロダクト開発部の安達さんです!
「スタートアップは大人の青春だ」という名台詞を社内に浸透させた安達さん、そんなシナジーと勢い溢れる安達さんへインタビューさせていただきました!
自己紹介
ー 安達さん、宜しくお願いいたします。早速ですが、自己紹介をお願いします!
安達
承知しました。2021年8月よりAsobicaに業務委託として入社しました。その後、会社のメンバー、それぞれの人となりやプロダクトを知った上で、2022年3月に正社員入社しました。現在は、プロダクト開発部 ウェブアプリグループマネージャーとして働いています。
ー ありがとうございます。Asobicaと出会うまでのキャリアについてもお聞きしてもよろしいでしょうか?
安達
はい、まず新卒でメーカー系SIerへ入社し、エンジニアとしてキャリアをスタートいたしました。その当時は少しクラシカルなウォーターフォール開発手法で、設計を書くことやお客さんに伺うことが中心だったため、プログラミングを書くといったよりエンジニアらしい仕事をしたいと思いをきっかけに、フリーランスエンジニアへ転向しました。
そこでは、Angularを使用した現場を中心にさまざまなプロダクト開発に従事しました。その中で、あるIT企業のAndroidのアプリ制作に携わらせていただきました。業務委託は、一般的には関わることのできる範囲に限りがあるのですが、その企業では幅広い権限をいただき、業務を行うことができました。抽象度の高い案件でしたが、無事にアプリをリリースできたことから自信に繋がりました。後にその会社で正社員となり、プロダクト開発に携わりました。
その後、別のアプリ開発の部門でCTOを任せていただきました。振り返ってみると、会員数は5〜7万人くらいだったものが、3年で100万人規模になり急成長していたと思います。急成長による一部パフォーマンスの低下やサーバーがダウンするなど色々な問題にも直面しましたが、そんな波を掻い潜ったのも良い経験でした。また併せて採用活動もかなり力を入れて行っていましたね。
その後、当時の代表が会社を離れるに伴い、プロダクトは会社の代表の信念や想いがあってのものだと考えていたため、自分自身も別の会社へ移動することを決意しました。
次のステップとしては、以前お世話になっていた師匠のような方の元で、恩返しをするためにも働こうと考えていました。しかし、師匠からは「まだ恩返しをするようなフェーズではないです」と言われ、裏を返せば「私はまだ修行が必要なんだな」と思い直し、エンジニアとしてより一層成長できる道を探し始めました。
そんな変遷を経て、Asobicaと出会い、ここならエンジニアとしてのキャリアを更に積めると思い、入社を決めました。
ー そういった前職でのご経験も踏まえて、Asobica入社を決めていただいたんですね!当時、安達さんが正社員入社された時の喜びを今でも覚えています(笑)その師匠からAsobicaジョインへの背中を押してもらえたんですね!
安達
そうですね。正直、当時はエンジニアの中では年長者であると思い込んでいた節もあり、自信もありました。しかし師匠からお言葉をいただいた時に、自分はまだまだなんだなと思い直しました。現在のAsobicaチームはシニアエンジニアが多く集まる大人なチームであるからこそ、新たなチャレンジが出来る環境だと感じましたね。
ー 確かに、Asobicaのプロダクト開発部は熟練した開発者が多い印象です。安達さんにとっては、より多く学べる環境なんですね。
そんな安達さんが働く上で一貫して大切にしていることをお聞きしたいです。
安達
尊敬しあえること、自然体で仕事をすることの2点です。
みんな各自思惑があって、プロダクトを成長させたい一心で入社したと思いますが、それをお互いに認知できる状態であるべきだと思いますし、その中の根底として相手への尊敬が必要であると思っています。
人が1人で生きていけないのと同じで、会社やプロダクトも1人で成り立たないと思っています。また、辛さなどの尺度のない、可視化できないことを理解するためにも尊敬し合うことが大切だと感じています。
加えて、私が隠せない性格なので、仕事とプライベートの境目があまりなく、仕事とプライベートを頻繁に行き来することが、自然体で仕事をすることなのかなと思っています。プライベートの時間も仕事のことを考えていたり、仕事の時にプライベートのことを少し考えてしまったり・・は冗談ですが(笑)
70歳~80歳までも働けるようになった時代だからこそ、違和感あっても隠さずすぐ発信するなど、自分が自然体でいることは長く働くためのコツみたいなものでもありますね。
入社の決め手と入社ギャップ
ー 続きまして、Asobicaジョイン以降のお話の深掘りをさせてください。
まず入社の決め手となったものは何でしょうか。
安達
入社の決め手となったのは大きく分けてMVV、プロダクト、人の3つあります。
まずMVVは、入社を後押しするポイントになりました。
実は、AsobicaのMVVは前職のMVVとかなり似ている部分があり、全く違和感なくジョインできたんですよね。今のAsobicaのMVVも、前職のMVVも、会社の仕事に対する価値観や思いが自分の価値感にぴったりだなと感じています。
そして何といっても、プロダクトがとても魅力的だと思っています。ファンマーケティング分野に入りますが、coorumはファンが集うコミュニティのため、ファンがプロダクト成長の礎です。
そういったファン、そのファンに着目するという社員といった、"人"から成り立つプロダクトの良さがあるんですよね。
今までの経験から人がいないとモノは作れないということも分かってきたため、より自分とフィットしました。
ー 人から出てくるプロダクトの良さ、ですね!
安達
はい、結局プロダクトの中も人なんだなと思います。
元々モノ作りが好きだったのですが、最近ではモノを作るチーム・モノを作るマインド・モノを作る働き方などへも興味が移ってきましたね。
ー チームやマインドということに関連して、安達さんが以前おっしゃっていた「スタートアップは大人の青春である」という考え方がすごく個人的に好きなのですが、その考え方についてもう少し詳しくお聞きしてもいいですか。
安達
これを伝えるに至った経験とこの言葉の背景を順番にお伝えします。
ご存知の方も多いと思うのですが、「早く行きたいなら1人で行け、遠くに行きたいならみんなで行け」という言葉があります。
それを仕事に当てはめると、会社として向かいたい方向性やプロダクトをどう成長させるかが定まったあとに大切なのは、遠くにいくことだと思っています。
前職でも遠くに行く仲間を集めるため、採用活動に注力していました。その中でも印象的だったのが、逆求人系のイベントです。丸一日を使って学生に対して、会社説明を行い、個々人のポートフォリオを見て、キャリア相談をし、最終的に仲間集めを行っていました。その時から当時の会社の社長の言葉をお借りして、「スタートアップは大人の青春である」伝えるようになりました。
同僚でもありますが、それと同時に一緒に遠くに行く仲間である。
またスタートアップは、そういった遠いまだ達成されていないゴールや道のりといった未完成さを楽しめる場である。
こういった会社の魅力を伝えるにあたって、「スタートアップは大人の青春である」というワードがすごくしっくりきたんですよね。
これは今のAsobicaでもまさに当てはまると思っており、何一つ完成していないからこそ楽しめますし、そういった思いのある方とぜひ一緒に働きたいと思っています!
ー まさにAsobicaにはそういった変化がある環境を楽しむ方が集まっていますよね!ちなみに入社してからのギャップはありましたか?
安達
プロダクト開発部が大人な組織であったことですかね。
正社員となったことで開発メンバー全員と話すことができ、その際にお互い思いやりの心を持って接しているところや技術面の高さに気が付くことができました。この2点を踏まえ、私はプロダクト開発部を大人な組織と呼んでいます。
スタートアップだと技術的やマインドが尖った人が多い中で、こういった組織のあり方もあるんだなといい意味でのカルチャーギャップでした。これ以上ないメンバーの良さと言い切れます。
そんなプロダクト開発部から下支えしつつ、入社して会社の情報を知り、マーケットの成長具合も同時に知ることができました。実際に数字面含め会社が急激に成長している実感も、いい意味でのギャップになりました。
またこういったギャップがあるからこそ、自分の成長も生ぬるいものではなく、会社の成長と共に自分も変わらなくてはと思っています。
ー 会社の成長と共に、自身の成長するということは最初におっしゃっていた「自分はまだまだ」といったところとも重なってきますね!
安達
そうですね。
関連してですが、「成長できるところに行きたいです」という方がよくいると思うのですが、私は少し違うと感じており、「会社の成長もあって、自分の成長がある」と考えています。
例えば、自分がやったことない開発の実装(ここではモバイルアプリのPush通知機能とおきます)があり、自分がなんとかPush通知を実装できたとします。そのPush通知実装を通じて会社へも利益が戻ってきて会社が成長します。そこで、自身のPush通知実装成功という成長もできると思うんですよね。
Asobicaではこういった会社の成長と自身の成長が、日常的に行われていることなんだなと思います。
Asobicaでのやりがいと今後のチャレンジ
ー 現在のAsobicaでの仕事のやりがいについてお聞きしたいです。
安達
機能をリリースして喜ぶのはエンドユーザーですが、セールスチームが売上を上げることが動機付け、やりがいになっていますね。
というのも、今までの会社では To C 向けの産業に携わっていたため、セールス部が近しいものではなかったです。私たち開発部が作ったものをセールス部のメンバーが売ってくれるということに一つありがたみを感じつつ、やりがいを感じますね。
例えば、営業部のメンバーから「この機能欲しいんです」と言われたら頑張ろうと思いますもんね。そういったセールス部からのお願いでより頑張ることができます(笑)Asobicaに入って感じるやりがいの一つですね。
クライアントも含め、売ってくれる部署の存在が私にとっては大きく感じます。売って終わりではなくその後にCSの方が居て、そこから要望をいただくのも、もちろんやりがいですが、セールス部との関わりといった面で私にとっては真新しかったですね。
ー 最後に、これからAsobicaでチャレンジしたいことはありますか?
安達
技術領域でのブレイクスルーですね。今後もCS領域、ファンマーケティングは絶対盛り上がるため、技術的側面で後押しできるように、技術面でより尖っていきたいと思います。自分自身もそうですし、プロダクト開発部としてもそうあるべきだと思います。
プロダクト開発部は、来期の終わりに2倍くらいの規模に拡大を想定しているため、私も採用活動も頑張りたいと思いますね。とはいっても、プロダクト開発チームはシニアが集まった大人な組織であるため、セオリー通りの成長とは違うかもしれません。なので、色々なご意見を聞きつつ、熱狂しつつ、Asobigokoroを持ちながらも、大人な我々らしい成長ができればと思いますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
「続・社員に聞いてみた!」第二弾ということで、これからもメンバーに突撃していきたいと思います。以前投稿していた「社員に聞いてみたシリーズ」のバックナンバーは以下よりご覧になれます。
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