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算数の得意、苦手を分けるのは何!?幼児期に伸ばしておきたい算数能力とは?
算数の得意、苦手って何で決まるのでしょうか?
算数が得意になるには、
まず次の2つの側面が必要です。
①計算問題などの解き方を習得する技能面。✏️
②算数に必要な感覚を持っているか、
イメージ力があるかの能力面。👦💭
①は学校や塾で教えている内容です。📖🏫
②は遊びや生活の中で身につけて置かないと育ちにくい能力です。🧩🏠
両方の能力を問う問題に、
以外の様なものがあります。
学校の学習やテストは、
①を中心としていますよね。
そして、①の技能面のみを鍛えても、
②のイメージ能力はあまり育たないし、
②のみを鍛えても、
①の技能面は育たないのだそうです。✏️≠💭
これはカーネギーメロン大学の研究論文で
明らかにされています。🎓
中学受験の塾、伸学会のブログでは、
一生懸命勉強しても伸び悩む子は、😞✏️
②のイメージ能力がない子が💭
多いと指摘しています。
そして、花まる学習会の高濱正伸さんは、
他にも大切な力を指摘しています。
③考える力
→難しい事を面倒くさがらずに考える力
算数は考える力を問う教科なので、
低学年のうちに
計算の処理の速さと正確さのみ(①の技能のみ)
重視していると、
高学年になって
算数が苦手になると指摘しています。
計算は①の技能なのでできるけれど、
②のイメージ力や③の考える力が
育っていないという場合ですね。
①は学校や塾で教えてくれますが、
②③の力は算数の基礎となる部分である
にも関わらず、学校に入学しても
学ぶ機会は少なく、
①の学校の勉強をいくら頑張っても、
②や③の力がない場合は、
何故か伸び悩むが、
親も子供も原因が分からない
→算数は苦手 という意識になってしまいます。
では、算数の②イメージ能力や、
③考える力を鍛えるにはどうすればいいのか?
伸学会では、幼児期から、
イメージ能力を伸ばす知育玩具を
取り入れる事がオススメされていました。
100玉そろばん、分数パズル、
タングラム、レゴブロック等…
https://www.singakukai.com/column/12302.html
花まる学習会の高濱正伸さんは、
図形パズルなどを『好き』に育てることや、
外遊びや立体を使った遊びに熱中すること
を挙げています。
“算数力、とくに「見える力(イメージ力)」
を育てるのは、実体験です、体感覚です。”
として、
外遊びをオススメしています。
缶蹴りやかくれんぼ、
木登りで空間認識力を養う、
魚を捕まえる事で、どうやったら取れるか、
試行錯誤力、発見力を鍛える。
https://diamond.jp/articles/-/60477
ここからは、また私個人の意見ですが、
ここでもう一つ気をつけたいのは、
普段遊びの中で、
イメージ力がつきやすい部分と、
普段触れないので
イメージが付きにくい部分に
分かれるのではないかと言う事です。
空間認識力、図形の部分🔺🟧は、
外遊びや、ブロック、パズルで触れやすいし、
親も意識している事が多いと思います。
数や簡単な計算1️⃣2️⃣3️⃣についても
意識している親が多いと思います。
しかし10進法や、分数は
普段触れる事が少ない為、
かなり意識の高い親でないと、
子供が触れる機会も少ないのではないでしょうか?
そして、10進法は大人が考える以上に
子供にとって難しく、
分数は誰もが知っている通り、
つまづきやすい分野です。😣
何故つまづくのか?
100玉そろばん、分数パズル意外の
イメージを深める遊びは?
これについてはまた別の機会に
書こうと思います。
最後まで読んで頂き、
ありがとうございました!