13年ぶりに本業以外のお仕事をした2021ゴールデンウィークのお話です。
37歳にして、普段の職場以外の仕事をしました。親戚がレストランをやっており、2軒目をオープンするので手伝ってくれないか、とのこと。直感でよき経験になると感じ、即承諾しました。
ホールスタッフとして5月2日、5日、9日の三日間、働いてきました。レストランのホールというのは初の経験でしたが、お仕事は掃除、おつかい、テーブルセッティング、給仕まで実に様々。一番神経を使ったのは、給仕でした。自分で言うのもどうかと思いますが、経験が無い分誠意を込めて接客、給仕をしました。
以前もこのnoteで少し書きましたが、ずっとアルバイトというものにトラウマがありました。大学時代当時、病の治療中ということもあったのかもしれませんが、とにかくバイトを始めては辞めての繰り返し。まあ、今振り返るときつい仕事を選んでいたというのもあったのかもしれませんが。ファミレスのキッチン、引越し、工場。今よりもずっと打たれ弱く、叱られて心が折れ辞めるというパターンが多かったです。仕事が覚えられず、悔しい思いをしたのは、今でも思い出せます。
けど、今回は、学生の時とは違いました。あの頃よりは動けたし、業務内容も頭に入ってきたし、楽しく意欲的に働くことができました。何故か?私は、父の画廊で働かせてもらったこの12年で、知らない間に成長していたからだと思いました。「知らない間に」と云うのはポイントかなと思います。自分はずっと自分だからなかなか変化に気づかないですよね。今回のことで最も大きな収穫は、父をはじめ、同僚スタッフさんや関わってくださる方の愛や思いやりの上に、今の私がある。そのことに対する感謝を、ずっと忘れないでいたいということです。つい、自分一人で大きくなりましたという顔をしてしまう私だから。
実りある三日間でした。行って良かった。