妊婦・子育て世帯の食卓応援プロジェクト報告~お弁当3,000食の無料配布が終了~クラウドファンディングも達成!
新しい命の育みや子どもや家族のために、たとえ体調がすぐれなくとも、家事や仕事や育児の負担が大きくても、栄養のある食事が欠かせない妊娠中の方や子育て世帯。
食事づくりは、調理の時間だけではありません。献立を考える、買い物に行く、調理する、片付ける。食事づくりを1回休息するだけで、2~3時間のゆとりが生まれます。
この少しの時間、でもかけがえのない時間を、一世帯でも多くの家庭に届けたい。そんな思いから、2022年4月~5月の2カ月間、全国に子育て共助コミュニティをもつ私たちAsMamaと、”ママとご家族に休養と栄養を届ける”ことをコンセプトとする「ママの休食」という宅食サービスを運営する株式会社MYPLATEが協働し、『子育て世帯の食卓応援プロジェクト』を実施しました。
株式会社MYPLATE代表で管理栄養士の川端史紀(かわばたしき)さんは言います。
たとえ一日だけでも献立決めや家事負担から解放されることで、心の余裕、時間の余裕、家族の笑顔をお届けしたい。そのために、全国各地でAsMama認定・地域サポーター「シェア・コンシェルジュ」が中心となり、妊娠中・未就学児がいる子育て世帯に1世帯につき最大4食、3,000食のお弁当を無料で配布しました。
シェア・コンシェルジュたちは地域の人と人、人と地域、人と企業・サービスのつながりづくりを担う役割だからこそ、子育て中の孤立や孤独の解消もできるよう、共助コミュニティアプリ「子育てシェア」の使い方や送迎・託児を頼れる自分たちの存在も、おひとりおひとりお弁当に添えながらお伝えしました。
同じ地域で活動する団体様や遊休スペースをお持ちの事業者様も「素晴らしい取り組みですね」「子育て世帯の力になれるなら喜んで」と、告知や配布会場としての場の提供など協力くださいました。
奈良県三宅町では、子育て中の森田浩司町長にもお届けしました。全国の配布イベントでも、ママの代わりに受け取りに来るパパや「ママを休ませるためにこうしたサービスも検討してみます!」というパパもいました。
つわりで動けない、外出がつらい・・・そんな妊娠中の方には、ご自宅やご近所までシェア・コンシェルジュがお届けしたり、冷凍の宅配弁当をお送りしたりしました。(※申込多数のため抽選)
食後アンケートでは、お弁当を受け取って召し上がった方たちの約9割が「おいしかった」と回答、8割以上の方が「ママの休食を周りの人に勧めたい」と回答しました。
本プロジェクトの実施には、クラウドファンディングも活用。お弁当の製造原価や発送費用の一部をご支援いただけるようMYPLATEの皆さまが呼びかけてくださり、目標の100万円を超える支援とともに、150件近い応援のメッセージをいただきました。
本プロジェクトでは、子育て世帯が抱える課題のニーズ調査や今後の商品企画・開発にもいかせるマーケティングも、AsMamaが実施いたしました。
MYPLATE川端代表いわく、
本取り組みを通じて、妊娠中・子育て世帯の支援の一助として3,000食のお弁当の配布しましたが、物価高もとまらない今、まだまだ支援策が足りていない状況が続いています。本プロジェクトの終了、クラウドファンディングの目標達成を機に、両社にて今後も継続した支援を実施したいと考えていますので、応援よろしくお願いいたします!