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地域ぐるみの「箱根町子育てシェアタウン」を店舗や事業者も応援!それぞれの熱い想い

町や地域全体で子育てを応援!「シェアタウン」の実現へ

1975年頃には約2万人だった箱根町の人口は、現在は約1万1千人、小学校の中には生徒数が10人を切っている学年もあります。町民からも「深い歴史と豊かな自然に恵まれた特別な町ですが、近年の人口減少を目の当たりにするのは心が痛む」という声が寄せられています。
少子高齢化や子どもの遊び・体験機会の不足、つながりの希薄化や担い手不足など、箱根町の抱える課題を共助(頼りあい)で解決するため、2022年に始まった「箱根町子育てシェアタウン」の取り組み。

子育て世帯同士や子育てを応援したい多世代がゆるやかにつながり、必要に応じて頼り合える環境を目指しています。2024年には、箱根町が「こどもまんなか応援サポーター」になることを宣言!さらに子育てしやすい町づくりを推進しています。

くらし・子育てを応援!「地域パートナー」続々増加中

「地域パートナー」とは、「こどもまんなか・箱根町子育てシェアタウン」のポスター掲示や告知協力、マイコミュアプリ特典などを通じて、自社サービスや施設で役立ちたい・使ってほしい、暮らしや子育てを頼りあえるコミュニティづくりを応援したい、と表明してくれた店舗・事業者の皆さまです。

10月現在、約40事業者が地域パートナーに!

たとえば、仙石原の「温泉旅館みたけ」では、旅館に宿泊するお客様のチェックアウト(10:00)からチェックイン(15:00)までの時間と場所をご協力いただき、親子交流・子どもの預かり・見守る活動「はこねっこ みまもるーむ」の開催会場に。広々とした和室でシニア従業員や外国人従業員との多世代・異文化交流が実現さらに厨房もお借りして子どもたちが配膳や片付けなども体験できました。

地域パートナー「温泉旅館みたけ」の池谷さんと看板猫

温泉旅館みたけの池谷裕次(いけや ひろつぐ)さんの想いはー

元小学校教員として、私は子どもたちと地域の人々が互いに影響し合うことの重要性を感じています。世代を超えた交流を中心に据えることで、子どもたちはもちろん、地域全体にも良い影響を与えることができると考えています。
子どもたちには不思議な力があって、彼らの素直な好奇心や笑顔は、大人たちの心を開き、地域のつながりを深めるきっかけとなることがあります。同時に、地域の大人たちの経験や知恵は、子どもたちの成長に欠かせません。この相互作用の中で、みんなが新たな発見をし、成長を感じることができるのです。

私が運営する旅館では、この考えに基づいて、地域の皆さんとの交流を大切にしています。特に力を入れているのが、世代を超えて参加できるイベントです。例えば、「はこねっこ みまもるーむ」という活動では、地域のみんなで子育てを支援しています。
こういった場を通じて、子どもたちと大人たちがお互いに関わり合うことで、自然と「支え合う」という気持ちが育っていきます。同時に、参加者全員が互いから刺激を受け、地域への愛着を深めていくのです。

世代を超えた交流を中心に据えた活動は、地域全体に新たな活力をもたらす可能性があります。この相互作用が、箱根町の未来を支える要素の一つになるのではないかと考えています。

「箱根町子育てシェアタウン」シェア・コンシェルジュ池谷裕次さんインタビューより

また、江戸初期創業で箱根最古の温泉源泉かけ流し、箱根湯本 温泉旅館「大和館」では、地域の子育て世帯をダイレクトに応援・支援したいという女将の想いから、小学生未満の日帰り入浴や宿泊時のお子さまの添い寝が無料になるマイコミュアプリ特典も。

※画像はイメージです

ほかにも、勝俣豆腐店では、箱根町子育てシェアタウンの交流イベントに参加した親子向けに ”おから無料” の引換サービスをしてくださったり、フラワーショップ花ぐるまでは、お子さまとご来店の方にお花のサービスをしてくださったり。
うなぎ乃稲荷舎は、母体が明治創業の老舗菓舗でシーズンごとに内容が変わるオリジナル和菓子を特典としてご用意くださり、実際に交流イベントに参加した町の子育て世帯に季節のお菓子を提供いただいたことも。
マイコミュアプリ「箱根町子育てシェアタウン」提示で、箱根で70年続く箱根銘菓 湯もち本舗 ちもとでは購入金額より5%OFF、田むら銀かつ亭ではデザート1品プレゼントにしてくださるなど、地域の方たちにとってオトクな特典もいっぱいです!

地域パートナー「Kafé Fika箱根」の三橋さん

地域パートナー・元箱根のKafé Fika箱根(カフェ・フィーカはこね)三橋幸彦さんは、おっしゃいます。

箱根ならではの地域性を生かし、状況に応じた、つながり・助け合いができるようになればと感じています。困っている時にhelpを求めることは、本当に勇気のいること。そのhelpに手を差し出すこともまた勇気がいる。困った時に、声を出しやすい町、困っている人に手を出しやすい町になればなと。

一方で、いろいろな思いはあっても、仕事やプライベートの生活などを考えると、一歩踏み出すことが難しいなと思っています。きっと、多くの方が、同じように感じているかもしれません。そんな方々の声を吸い上げ、それらをつなぎ合わせ、何らかの形にしていくことができたら素晴らしいし、一人一人が前向きな気持ちで生活していけるのではないかな。

実際、子ども達に関することでも、様々な方がそれぞれの思いを持って多様な活動をしていますが、多くの人には、なかなか全体像が見えていないかもしれません。全体像を把握し発信できるようになったら、そして、点と点をつなぎ合わせるように、小さな活動同士の連携がとれるようになったら良いかなとも思います。

その一つとして、私の店もパートナー事業所になっていますが、パートナー事業所同士の集まりなども、力になっていくかもしれませんね。

「箱根町子育てシェアタウン」シェア・コンシェルジュ三橋幸彦さんインタビューより


箱根に永く住んでいる方も、移住してきた方も、二拠点居住の方も、外国から来て町で働いている方も、近隣エリアから通勤している方も、観光や旅行者などの関係人口も、ご年配の方も若者も、子どもたちや子育て中の保護者も、自治体も、企業や事業者も、園や学校も。
みんながそれぞれのできることでアクションを起こしやすいよう、一歩踏み出す応援をしてくれる地域パートナーもいらっしゃいます。

藤田観光株式会社とは、箱根町子育てシェアタウンに関わりを持ってくださった方を対象に箱根小涌園ユネッサンのペア入場券をプレゼントする取り組みもはじまりました。

こうしたリソースの提供だけに留まらず、従業員の子育て支援や頼りあい(シェアリング)を促進したり、地域コミュニティを活性したり担い手不足を互いに補完しあうための協働相談も多く寄せられるようになってきています。

箱根町子育てシェアタウンの地域パートナーになるには、フォームから登録するだけです!アプリ特典は、必ずしも割引・値引きなど金銭的なものでなくても構いません。入力項目や内容に迷う際は、まずはお気軽に、箱根町子育て支援課またはAsMamaまでお問い合わせください。

「いっしょに何かできそう」そんな問い合わせが一番のサポートです。https://bit.ly/3aDo1qt 全国の自治体・施設・企業・団体・個人どなたでも。 共助コミュニティ創生、ブランディング、プロモーション、マーケティング、地域活性、子育て支援を、AsMamaとご一緒に。