多世代・多文化が安心して暮らせる環境づくり~UR東京東エリアで方策検討事業開始~
AsMamaとUR都市機構様は2021年から、超高齢社会のまちづくりの取組みとして地域の関係者と連携しながら、UR賃貸住宅団地で高齢者や子育て世帯等が安心して住み続けられる環境づくりを行っていくための方策検討事業をスタートしました。
東京江戸川区にある2つの団地で、団地内の集会施設や屋外空間を活用しながらコミュニティ形成施策を約1年間にわたって実施していきます。
第1弾として2021年11月、船堀にある「船堀一丁目団地」で「ふなぼりふれあいフェア」を、12月には西葛西にある「小島町二丁目団地」で「防災訓練&クリスマスイベント」を実施。
2団地に共通する特徴は、住人の高齢化と多国籍化です。高齢化によりイベント開催の担い手が不足していたり、外国籍の方々との生活スタイルの違い から生じる課題を抱えています。
こうした現状をふまえ、高齢者を中心とした多世代・多文化交流の場づくり、団地空間利用についての意見収集、 地域連携等を目指した内容を企画しました。
「ふなぼりふれあいフェア」では、高齢者をサポートする様々な団体にご協力をいただき、マルシェコーナーやゲームコーナー、ステージでは健康体操、コンサートといった楽しいコンテンツで盛り上がりました。
参加された方々からは、「団地内でこうしたイベントはなかったので新鮮でよかった」、多数ご参加いただいた外国籍の参加者からも「日本の文化を体験したり、地域の人とふれあう場にこれからも参加したい」といった声があがっていました。
一方、団地自治会や葛西消防局と連携して実施した「防災訓練&クリスマスイベント」では、感染症拡大禍で実施できていなかった団地イベントということもあり400人近い方がご参加。
うち3割超がインドや中国、韓国籍の方でしたが、一緒に防災訓練やワークショップ、ゲーム等を楽しむことができ、多世代、多国籍の交流の兆しがみえた一日でした。
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