Share Concierge Interview「地域コミュニティ再生を目指す、セカンドライフ」 大阪府池田市 野呂美成さん
一人ひとりの経験や得意をいかして、空いている時間で地域活動ができる AsMama認定・地域サポーター「シェア・コンシェルジュ」。性別や世代も様々に、全国1500名以上の仲間たちがそれぞれの地域で自分のやりたいこと・叶えたいことを実現しながら、子育てや暮らしを頼りあえる共助コミュニティづくりに取り組んでいます。
今回は、大阪府池田市で活躍しているメンバーをご紹介します!
野呂さんプロフィール
3歳の孫娘を溺愛中。前職は建設業、土木構造物等の設計等に従事。技術士(建設部門:都市及び地方計画)、メンタルヘルス・マネジメントⅡ種。
ー どんな活動をしていますか?
現在「障害児通所支援事業」(放課後等デイサービス・児童発達支援)に携わっています。AsMamaとは、2022年4月頃より交流イベントスタッフとして参加し、子育て世代の方々との交流を通じてまず子育ての現状を知ろうとしています。また、地元大阪府池田市近辺においても、地域の様々な交流イベントに参加して、「子どもの未来」などについて問題意識のある方や、活動されている方との交流を少しずつ深めていっています。
ー シェア・コンシェルジュになろうと思ったきっかけは?
以前から子どもが大好きで、そろそろ子どもに関わった仕事に携わり、残りの人生を送りたいと考えていました。若い子育て世代は共働きが普通になってきた現代社会で、忙しい若い人たちのため、さらには自分の子どもや孫の次世代(未来)に繋がるようお手伝いし、何か形を残したいと思っていました。特に目指すのは「地域コミュニティの再生」であり、隣近所で地域の子どもを見守っていた昔の古き良き日々が少しでも甦り、再生できれば良いと考えていました。
今の私に何が出来るかと考えていたそんな時に、一枚の投函チラシがきっかけで、まず体制が信頼できるAsMamaの理念に共感し、シェア・コンシェルジュとして関われたらと考えました。
ー 活動を始めて、自分や周りにどんな変化がありましたか?
まだ日が浅いですが、色々なことに関わることで、不思議と同じような想いの知り合いが徐々に出来てきたように思います。周りに困っている人がいたら、少しでも寄り添ったつながりができれば良いという想いが、新たにお会いする方々に理解を得て、私とそういった方とのつながりが少しずつできてきました。大阪でのシエリアシティ千里山(※)でのイベントでは他のシェア・コンシェルジュメンバーと楽しく参加させて頂いています。
※2021年より関電不動産開発(株)との協働で、マンション住民同士の交流と共助を創出するプロジェクトを実施しています。
ー 活動の中で印象的なエピソードは?
シエリアシティ千里山での子どもがボードゲームを作成するイベントで、こどもたちが目を輝かして目の前のことに全力で取り組んでいる姿勢は、いくつになっても見習うべきだと思いました。
また、子どもの視点で一人一人全く違う感覚、感性で没頭するのを見て、子どもたちが、自分で課題を見つけ、自ら解決方法を考え、自ら判断して解決の行動を起こすように育ってほしいと切に思いました。
ー 今後やってみたいことや、AsMamaの取り組みに期待することは?
現代社会では、デジタル技術の急速な進歩により、便利さが多く得られている一方、失うものも多くあるのではないでしょうか。私の夢のひとつに、古民家を改築して「誰が、いつ来ても良い24時間開いている居場所づくり」があります。やはり人はいつの時代も、人と人が接し、気持ちを通わすことが一番であり、特に多忙な現代人は、「もっと人に頼ってよい」がこれからの生き方の選択肢の一つになると考えています。
これからも、AsMamaの素晴らしい理念を通して地域のコミュニティ活動に少しでも携わっていき、子どもたちには、これからの厳しい混沌とした時代を生き抜く力を身に着けていってもらえるよう活動したいです。
ー 野呂さん、ありがとうございました!
自分の得意なことが、人と人をつなぐ。頼りあえる地域をつくる。
そんな体験を強く実感できる、AsMama認定・地域サポーター「シェア・コンシェルジュ」。
気になった方はまず説明会へ!