あなや

関東在住の20代です。雑多に書きます。

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最近の記事

雪の降る日に思い出すこと

※私は関東に住む雪を数年に一度しか経験しないような人です。 降雪地域の方々はたくさん思うことがあると思いますが、ただの私の思い出話として見てくださればと思います。失礼な表現があったらすみません。 関東では珍しく平地でも積雪が観測されて、私の住んでいる地域でも一面の雪景色が広がっています。 私は雪が大好きです。多少の量しか降らないとしても、積もらないかな、と大人になった今でもはしゃいで窓の外を眺めたり、雪を触りに外に出ていってしまうような大人です。 なんで好きなんだろう、

    • 休職日記② 2023.12月

      こんにちは、社会人5年目で看護師をしているあなやと申します。 この度、職場であったある出来事によりうつ病の診断が下り休職中の身です。 休職中の体調の変化、気持ちの変化、治療の過程を記録をしたいと思いこのノートを書いています。 もし同じような境遇の方の何か力になれれば幸いです。 前回の記事はこちらになります 診断後の体の変化 うつ病と診断されてから、処方されたお薬を飲み始めて数日。 4−5日経った頃から夜の睡眠は途切れることなく深い眠りをとり戻しました! しかし、過眠

      • 異国日記を読んだ

        異国日記 ヤマシタトモコ著 祥伝社 多少ですがネタバレを含んでいます。ご注意ください。 小説を読んでいるような感覚だった。 漫画の中に描かれる何気無い生活や会話、そのいち描写の解像度がとても高い。 その中のお気に入りのひとつは「誘惑に抗いきれず買った、こんだての調和を乱すちまき」(探してみてください) 人は誰しも朝ちゃんでいう「砂漠」を抱えて生きている。しょうこちゃんはクラブ、えみりちゃんは海であるように。 私の「ぽつーん」はなんだろうと、読んだ人は皆少しだけでも考えた

        • 休職日記① 休職に至るまで

          こんにちは、社会人5年目で看護師をしているあなやと申します。 この度、職場であったある出来事によりうつ病の診断が下り休職中の身です。 休職中の体調の変化、気持ちの変化、治療の過程を記録をしたいと思いこのノートを書いています。 もし同じような境遇の方の何か力になれれば幸いです。 今回の経緯 私:看護師5年目 今年入籍し夫と二人暮らし  今年10月半ばに仕事上ではあまり経験しないような、大きな出来事に遭遇しました。 詳細はかけず申し訳ないのですが、私が何かした、された、

        雪の降る日に思い出すこと

          名前を変える話

          3年付き合った彼からプロポーズされたのが去年の3月。1年後である数日後入籍する予定です。 大好きな彼と結婚できることは本当に嬉しいし、法的にも家族と認められることに関して、今後一生を添い遂げる相手であり必要なことだと理解してはしています。 私は昔から苗字で呼ばれることが多く、下の名前で呼ばれるのは家族か彼に限定されていました。私自身も自分のことを苗字で呼ぶくらい、今の苗字にアイデンティティーを持っています。 それがこの度の入籍で、一気に変わってしまうことに寂しさを感じて仕

          名前を変える話

          年末に親族14人集まった話

          2021年12月30日、親族14人が集まって温泉旅行に行った。 少しずつコロナも増えている中だったけど、おじさんの「もうこんなに人が集まることはうちの家族では無いかもしれないし、集まっとけ。」という言葉に思い切って参加を決意。 参加者は以下。 ・父、母(昨年離婚し別居中) ・姉、義兄、姪、甥 ・弟1、弟2 ・父方従兄弟 従兄弟母、父 ・母方叔父 ・私、彼氏 計14名の御一行様 私は彼氏の実家が旅行先に近かったこともあり、彼氏と合流し観光。夕方から一行に合流した。本当は一行

          年末に親族14人集まった話

          無題

          看護師になって3年。初めて受け持ち患者さんをお看取りした。 元々病床も少ないHCUだし、そこまでお看取りが多い部署ではない。私が受け持ちではなかった患者のエンゼルケア(死後処置、体拭き、お着替えなど)は、それなりに数はこなしていたと思う。 親戚の葬式にもたくさん出たし、20代前半にしては見取りとか人が死ぬ現場には慣れている方だと思っていた。思っているだけだった。 朝から状態は良くなかった。時間の問題って先生とも話してた。でも私の受け持ちの時じゃない、なんて漠然と考えていた。

          親が離婚した話

          つい1週間前、上の弟が「大事な話があるから姉の家に集合」と珍しく兄弟四人全員に集合をかけた。 何があったか聞いても「よく考えろ」「予想しておけ」など教えてくれず、私は借金かな…子供ができたとか?実家と絶縁したいとか?家を出たいから力をかせ?と予想しながら姉の家に向かった。 おじいちゃんの葬式ぶりに揃った兄弟4人。上の弟は正座をして 「お父さんとお母さん、離婚です」と。 そっちか、ああそうと姉と私は言った。いつかこうなるということはなんとなく予想できていた。 父は家事は風呂

          親が離婚した話

          一人暮らしを終えるにあたって

          段ボールだらけの1Kの部屋を見渡す。2年しか住んでいないのに随分と荷物が増えたものだ。 私は明後日、2年間過ごしたこの家から出て行く。 この部屋にあるほとんどのものが、私が仕事をして買ってきたものなんだと思うと、どこにそんなお金あったのだろうって思ってしまうと同時に、ちゃんと一人で生きれたんだって実感が湧く。 仕事をして、家事をして、やや偏り気味な食事を食べて、床で寝たり、仕事から帰ってきて大声で泣いたり、洗濯物を1週間分溜めたり、友達を10人呼んでパーティしたり、レイ

          一人暮らしを終えるにあたって

          ひとりごと

          最近、芸能界で有名な方の自死が大きく報道されましたね。 私はその時彼と一緒にいて「え」と大きな声を出してしまい、彼がそれに驚いていたのを覚えています。 ニュース直後は「なんで」「悲しい」とかその俳優さんが出演していた映画のことなどを思い出してしばらくは流れてくるままにニュースを見ていました。とめどなく流れてくる悲しみの感情。Twitterに溢れかえる追悼メッセージ。でも街を歩けば普通に人が生活していることにひどく違和感を感じました。 でも、よくよく考えれば普通なことでし

          ひとりごと

          鍵と漢字テストの話

          小学生の時、100問ある漢字テストがあった。 確か何度かやって私は97点とか99点とか惜しい点数で満点を逃していた。悔しくて悔しくて、あの頃は家族や先生に褒めてもらうためだけに勉強していたからずっと漢字の練習をしていた記憶がある。だからその頃の成績だけは本当に良かった。 ある時、お父さんと漢字のテストの話をしていて「じゃあ100点取ったらアイスを買ってあげる」と私と約束をした。その時の私の家は4人兄弟で、弟もまだ小さくて、おじいちゃんも亡くなった時期だったからとても忙しく

          鍵と漢字テストの話

          はじめるにあたり

          ずっと思っていたこと、昔の話、素敵な思い出、その日あったこと、短いお話、私の大好きな周りの人たちについて、などを忘れないように、私が振り返るための思い出ノートのように書きたいと思っています。 読み返して「この時の自分はこう思ってたんだ」「今はどうだろう」と振り返れるようなものになるように。

          はじめるにあたり