【中身チラ見せ】『英語の議論を極める本』
あけましておめでとうございます。
新年最初の投稿が遅くなってしまいました。
今年も #アスク出版 をよろしくお願いいたします。
本日は、昨年発売された #植田一三 先生の最新刊、『英語の議論を極める本』の中身を少しだけ紹介します。
この本は、現代社会をとりまく21の社会問題をアーギュメント形式で学習し、英語で論理的に話せるようになることを目指しています。
「アーギュメントってなに!」「ディベートじゃないの?」そう思った方もいるかもしれません。アーギュメントについて、植田先生が序章で解説していますので、見てみましょう。
ディベートは、アーギュメントよりフォーマルな場で、ジャッジがいることが多いと解説されています。詳しい違いが知りたい方は、ぜひp. 8からの「アーギュメントの極意」をご覧ください。
序章でアーギュメントについて学んだあとは、いよいよ本編に突入です。
扱っているトピックは以下の21個です。
各トピックは5つのステップで構成されています。
順番に見ていきましょう!
Step 1 背景知識を日本語でInput!
物事を論じるには、英語力の前にその問題について精通している必要があります。まずは、1ページに簡潔にまとめられた日本語の情報を読み、ウォーミングアップです!
Step 2 背景知識を英語でInput!
Step 1で身につけた知識を、今度は英語で確認します。設問を意識しながらパッセージを読むことで、問題意識が高まります。重要表現はすぐに確認で生きるよう、ページ下部にまとめられています。
Step 3 ダイアローグ
日本語と英語で背景知識を学習したら、アーギュメントの準備万端です。登場人物による、リアルなダイアローグを読んでいきます。このダイアローグは、より論理的に話すために改善できる点がたくさんあります。それぞれの主張の説得力がある点、改善できる点を意識しながら読んでみましょう。
Step 4 アーギュメントをJudge!
いよいよ、英悟の超人、植田先生によるダイアローグの解説です。主張に点数をつけるという斬新な方法で、より論理的な主張にするためのポイントを説明します。
Step 5 トピックのまとめ
どちらがより説得力のある主張をしていたか、採点結果の発表を確認します。さらに、そのトピックのそれぞれの立場で考えられるキーアイディアをまとめています。ダイアローグで触れられていないポイントもありますので、要チェックです。
いかがでしたか。
最近では、ビジネスの世界でMECEという語をよく耳にするようになったり、高校の学習指導要領の改訂で「論理国語」「論理・表現」という科目が加えられるなど、物事を論理的に捉えて発信する力が求められています。
本書は、アーギュメントを採点して勝敗をつけるという、斬新なコンセプトになっているので、このような力を楽しみながら身につけることができます。
少しでも気になった方は各書店の語学書コーナーでピンクでド派手な表紙の本を探してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
(文責:英語編集部 KK)
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