【雑記】ユニフォームとスポンサー、政治的メッセージ
かなり前、下記エントリでユニフォームのスポンサーがチャリティーや企画に乗り、柔軟に対応して価値を上げているのではないかということを書きましたが
ウクライナーロシア情勢を受け、ロシアの天然ガス企業・ガスプロムからスポンサードを受けているシャルケ04が、ユニフォームからガスプロムのロゴを削除したという記事
さらに、UEFAはチャンピオンズリーグとユーロのスポンサーからガスプロムを除外する可能性があり、現在契約終了について弁護士と協議中との報道
長らくスポーツで政治的メッセージを発することはタブーとされていますが、近年各国スポーツリーグや世界大会、オリンピックであっても抗議の意を表明することが増えてきました。
そういった中で、かたやオリンピックの背後で侵略戦争が行われ、オリンピック休戦決議が形骸化し(北京オリンピックについては、オリンピック休戦決議が130カ国越えの国々によって共同提案され承認されたものの、日本とアメリカはその提案に入らなかったということを今回調べて知りましたが)、かたやローカルリーグでは当該国を代表する企業のスポンサー看板を下ろし、姿勢や意思を表明する。
当初スポーツを政治的利用することは、プロパカンダ等を想定して決められたのだと想像しますが、近年チームやアスリートが発するメッセージは、ほとんどが基本的人権や戦争などどんな事情であれ許されないことや、苦境に立たされる人たちへのメッセージであることが多い。スポーツチームがある価値が変わってきているように感じます。
最後に、表現が可愛くインパクトがあったFCアウクスブルクのメッセージを