健康な未来のためにできること
2002年よりフィンランド、デンマークで足の動きと膝の動きを学び
帰国してアスケル東京(足のバラン調整とインソール作成のお店)を開き4,000人を超える皆様方から足の不具合になる動きを学び現在まで至っているがこれまでに沢山の皆様の改善記録(事例)をもとに未来に残してゆこうと思う足の基本情報を整理して残しておこうと思い投稿することにした
足は体の土台
土台を支える足もとのバランスが崩れてゆくと土台がバランスを失い本来の健康な状態のカラダ全体のバランスがゴロゴロと崩れ始め本来の機能を失い始める
その影響で様々な不具合が出始めるが現代の医療では痛みのあるところだけを診ることが多く不具合なっている原因を診てはもらえない
土台の小さな部位が崩れ始めるとそれによって生まれる不具合をかばうように無理な体の使い方が生まれそこに痛みが生まれる
足に関するWEB情報は多いがここではあまり語られていない足の趾とアーチに関して述べる
(知っているつもりになっている人は多ようだが、本当に知っている人は少ないと聞く)
足の構造
足はとても複雑な構造になっていて3つの関節グループ(全部で33の関節)と26個の骨と2個の種子骨と靱帯と神経・血管から形成されている
足根骨
距骨と呼ばれる最も重要な骨を持つ7つの骨で形成されている
距骨は足の最上部に位置し脚につながる大切な骨で、オーバル状になっていて表面には筋肉はなく多数の靱帯がつながっている
この距骨は走る跳ぶなどの運動をするときのショックアブソーバーの働きをしている
そのほかに踵骨と呼ばれている大切な骨がある
踵骨は距骨の下部にありアキレス腱につながっている
これら二つの骨が最も大きくて体重を支える足根骨を形成している
中足骨
5本の中足骨の中で第1趾と第2趾が重要な役割を果たす
特に第1中足骨は最も大きく体重を支え移動する時に重要な役割を果たす
第2中足骨は最も長く安定しているが骨折しやすい骨
趾節骨
趾の骨で第1趾だけ独立している
距腿関節(足関節)
下腿関節部(TC)は下腿下部で距骨と踵骨が出会うところで足の後部接続部にとってとても重要な部分です
足首の関節は可動性より安定性を重視するように作られていてその動きはヒンジ(可動脚)のように屈曲できる構造になっている
可動方向は屈曲と伸展の2方向だけ可動角度は
平均的背屈・伸展角度はTC部で70-80°
(背屈角度 20-30° 伸展角度 30-50°)
足のアーチ
多くの方がすでにご存知のように足には3つのアーチがあります
内側縦アーチ
足のアーチは足の骨、靱帯と筋肉で3つのアーチを形成している
アーチを支える三脚
直立時や歩行時などに体重のすべては片足に掛かる場合場合下記の3つの部位でその体重を支える
第一中足骨の先端 35%
第五中足骨の先端 15%
踵骨 50%
内側縦アーチは5つの骨で構成されている
第一中足骨 先端が接地している
楔状骨 接地しない
舟状骨 接地面から15-18mm離れている
距骨 脛骨と腓骨からかかってくる荷重をアーチに伝える
踵骨 接地
アーチは筋力の強さ靱帯の機能で支えられている
外側縦アーチ
足首の関節通常にカラダを支え体重を受け取ると上図のようである
これらの図に描きこまれている細い線は骨の持つ強さ方向
空白のところは上下左右からくる力に弱いと言われている
横側弓(足の横アーチ)
横アーチの崩れは母趾球と呼ばれる母趾の付け根が正しく使われていないと横側弓が横につぶれるように崩れてゆく
趾に体重が乗り趾の浮きが起きないように気を付けていればアーチの崩れを防ぐことも可能
このアーチのバランスが崩れると開帳足やモートン病と呼ばれる痛みを感じ始めるので要注意
開帳足を救おう
モートン病などの中足骨頭付近に痛みは、開帳足が原因と言われるがこれを防ぐ方法をnoteへの追加投稿の記事を参考にしてください
https://note.com/askel/n/n9fcbecf1e1f6
健康な足を作るために知るべきこと
ニュートラルポジション
内転している足の舟状骨と内踝(踵骨の内側辺り)の間に親指を添え突き出している距骨を見つけます
この突き出しいるところを触診で探す
アキレス腱がこの変化に対応してほとんどの場合垂直になる
膝の位置が位置が内側にまわりストレートな位置に変わってきます
外転している足の距骨の前の部分を親指と人差し指をつまむようにつかんで距骨の突き出しているポジションを触診して探す
膝の位置が外側にまわりストレートな位置に変わってきます
これが唯一の距骨下関節をニュートラルにする方法です
人それぞれ異なった足の特性を持っているので練習を繰り返して会得してください
ニュートラルポジションで足型を採る
ニュートラルポジションが確認できたらその状態が崩れる前に足の型採りをしてインソールを作れば他に補助パッドを貼り付ける必要もなく快適なインソールを作ることが可能になる
次に重要なことはストレッチ
様々な方がストレチを指導されてる
どれも大切と思い大切なのは体が持つ自然の力で必要な筋肉をゆっくり伸ばすことです
頑張りすぎない力み過ぎないことが大切で1回1分でも効果はあるが大切なのはゆっくり毎日継続することです
お勧めは「座ストレッチ」です
現在まで多くの方に利用していただいています
一人ひとり関節周辺の伸びを感じが異なるので無理せず自分のベストポジションを見つけてください
来店いただければ簡単な指導いたします
上記QRコードで公式ページに登録いただくと動画でストレッチの方法をご覧いただけます
また相談事や質問などありましたらメッセージをお送りください
ニュートラルオジションを保持したインソールを使うと足とから次第に体が整ってきます(個人差があるので期間は明確に述べにくいですが月の単位で少しずつ変化が感じられると思います)
バランス調整の施術では緊張して硬くなっている筋肉をほぐすのは困難ですが毎日のストレッチがそれら全てをゆっくり解決します
30秒ちょいとれ
足のお悩みの方も楽になる忘れがちなトレーニングやストレッチ
その多くの人がさまざまな理由を述べる
せめて30秒程度なら忙しくてもできるとの声を聞を聞きちょいトレを準備しました
ご希望の方には来店時にお声がけください差し上げています
いろいろトレーニングはありますが、一つのトレーニングを頑張りすぎない程度に続けることが大切です
専門家もあまり語らない足
2020年1月にキンドル版の電子書籍を作成したものを追加紹介します
電子書籍ですので持ち運びも閲覧も楽で便利です
是非、ご利用ください
10年にわたる事例の中から代表的なものを紹介しています
足の違和感や悩みのある方にはとても参考になります
#明日のためにできること
#未来のための必要な知識