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難しい本でもスラスラ理解できる「メタ認知読書術」

「資格取るために参考書買ったけど、
 専門すぎてぜんぜん理解できない…」

「業務参考書を読まないといけないけど、
 もうチンプンカンプン…」

「卒論のために専門書を読んでるけど、
 文章の意味がさっぱりわからない…」


 そんな読書の悩みを抱えていませんか?

 安心してください。

 読書歴25年のサイエンスライターあすかが、難しい本であっても内容をくっきり理解できる読書術をあなたに教えます。


 専門書って超分かりづらいですよね…。

 私も記事を書くために専門書をたくさん読んできましたが、読むたびに

「なんでそんな難しい表現を使うんかーい!」
「言い方がまわりくどいんじゃぁ~!」

 とツッコんでます笑

 きっとあなたも本を読みながら、

「多くの人に読まれるのがわかってるなら、
 初めて読む人にもわかりやすく書いてよ!」

 と一度は思ったことありませんか?

 そこで今回紹介するのが「メタ認知読書」です。


 「メタ認知読書」とは、

  • 自分の思考を客観的にとらえることによって(メタ認知して)、理解を最大限に深める読書術

 をいいます。

 もっと簡単にいうと、

  • どんなに難しい本であっても、びっくりするほどスラスラ整理できるようになる読書術

 のことを、メタ認知読書いいます。

 私は科学的根拠をもとに解説するスタイルのため、専門書や論文を読んでから記事を書いてます。(当noteも含めて)

 そのため、記事を書き始めるまでに多くの時間を使っていました。

 ですが、このメタ認知読書を取り入れてからは、本の内容がすんなり理解できるようになったので、スムーズに記事を書くことができてます。


 そんなメタ認知読書で得られるメリットは次のとおり👇

  • 内容を理解できなくてツライ…と悩まなくなる

  • 本の理解力が最大限に上がる

  • 時間がなくても効率的に読書ができる

  • 難しい本の内容を友だちにわかりやすく解説できるようになる

  • 本の読みなおしが減って時短になる

  • 著者が言いたいことがクリアな景色で見える

  • 複雑な内容でも思考を整理できる

  • 学んだ知識を実生活で活かせる

  • 読書会で紹介する本をスラスラ説明できる

  • 記憶の定着率が大幅に向上する

  • 専門知識をわかりやすく整理できるため、周りから「頭の良い人」に思われる

 今回紹介する読書術は、私個人だけが実践してる読み方ではありません。

 研究者も使っている読み方になるので、聞く価値は保証いたします。


 メタ認知読書のやり方はかんたん。
 次の5つのポイントをおさえるだけ。

1)予測する 
2)想像する
3)結びつける
4)言い換える
5)質問する

 この中でもっとも効果が高いのは5つ目の「質問する」です。

 それぞれの具体的な使い方については、あとで詳しく解説しますね。

 この本は、主に仕事で専門書や実用書を読む必要がある人、資格取得のために参考書から学んでいる人向けに書いてます。

 小説には使えない読み方になるので、専門書を読まない方は買わないでください。

 また、メタ認知読書は、慣れるまでに時間がかかります。

 スキルを身につける前に「自分にはできない…」と諦めてしまう人には役に立たない読書術になるので注意してください。

 加えて、今回は1つの読書術を深く掘り下げて解説した話になります。

 「まずはいろんな読書術を試してみたい!」
 という方は、先にこちらで学んでおくのをおススメします↓


 専門書の読み方がわかっていないと、何度読み返しても永遠に本の内容を理解できないまま終わるので苦しくなります。

 なぜなら自分の頭の中で思考の整理ができずにいるから。

 ゲームで例えるなら、攻略本を使わずにダンジョンの中をガンガン突き進むようなもの。

 一切ヒントなしでゲームをする人、攻略本を使ってゲームする人、どちらがゲームの内容を正しく理解して進められると思いますか?

 圧倒的に後者ですよね。


 本を読むときも同じです。

 自己流で読んでも、99.999%の人は攻略本を見ながら本を読む人には追いつけません。

 当noteは、そんな難しい本を理解するための攻略テキストになります。

 「メタ認知読書」を初めて学ぶ人も今日から実践できるようわかりやすくまとめたのでご心配なく。

 料理でたとえるなら、包丁の持ち方、材料の切り方、具材を入れる順番みたいに丁寧に解説してます。

 さらに具体例もたっっっぷり盛り込んでます。

 内容を理解するのが大変な本を読むときは、当noteに書かれた攻略法を確認しながら、専門書を読んでみてください。

 サクサク理解できるようになるのを実感できますよ。



 専門書を読む必要がある人なら必ず使える読書術になるので、今回は有料とします。

 当noteは今後少なくとも2回はアップデートし、質を強化します。

 そのため、今は定価310円とかなり安く設定してます。(当日セールは210円)

 代わりに、今後のアップグレードにともない、590円→780円と値上げするので、

 「難しい本の内容もスンナリ理解できるようなりたい!」

 と悩んでいる方はお買い得なうちにどうぞ。

 なお、1回目のアップグレードは遅くとも2024年12月までには行います。


 また、万が一「内容がいまいちだった…」と後悔した方のために、【返金保証】をつけてます。

 ただし、返金は購入後24時間までの仕様になってるので、詳細はこちらを確認お願いします。

 公式note:返金の申請方法


当noteのレビュー

 レビューありがとうございます!


 ただ学ぶだけではなく、実際に使って試せるやる気のある人だけ買って続きを読んでください。

 サンプルで1つ無料オープンします。


文字数:約9000字


―無料ゾーン―

難しい本でもスラスラ理解できる「メタ認知読書術」1)予測する

 あなたは本を読むときに、最初にどの部分から読んでいますか?

 多くの場合、そのまま本文から読み進めているのではないでしょうか。

 これだと内容を理解するのが難しくなるので避けたほうがいいです。

 本文を読み始める前に、まずは本の内容を予測してから読むと、私たちの理解力は上がるとわかってます。

 なぜなら予測が裏切られると、脳が内容を理解しようとするから。

 自分の予想とどれくらい違うかでギャップが出る。

 「え!?絶対これが常識だと思ってたのに、実際は真逆なんだ!!」

 といった意外性で理解力が上がる。

 つまり読む前に本の内容をイメージすることで、
 この本はそもそもなんの本なのか?と輪郭をハッキリさせます。

 具体的に使い方をイメージしやすいように、ロバート・B.チャルディーニ『影響力の武器』を例に考えてみますね。


 本の内容の予測には、大きく次の5つがあります。

  • 1 タイトルから予測する

  • 2 書いている人から予測する

  • 3 写真や図から予測する

  • 4 参考文献から予測する

  • 5 目次、各章・各節の最初の一文だけを読んで予測する

 それぞれ順に説明します。


1 タイトルから予測する

 本を手に取ったとき、まず目にする “タイトル” から内容を予測するといった方法です。

 『影響力の武器』であれば、

  • 影響力を高める方法が具体的に書かれているんだろうなぁ

  • 「武器」と書いてるくらいだから、影響力はかなり強力なものなんだろうなぁ

 といった感じです。



2 書いている人から予測する

 著者のプロフィール欄を読んで、本の内容を予測するやり方です。

 この著者はどんな内容を書きそうだろう?と考える。

 『影響力の武器』を書いた人物は、ロバート・B.チャルディーニという人物です。

 彼のプロフィール欄にはこう書かれてます↓
 (一部抜粋)

ロバート・B.チャルディーニ
アリゾナ州立大学リージェンツ名誉教授(心理学およびマーケティング)。人格社会心理学会長。消費者心理学会の特別化学業績賞、社会心理学への特別貢献に対するドナルド・T・キャンベル賞、社会的影響力の科学への特別貢献に対する(第1回)ベイトー賞、実験社会心理学会の特別科学者章受章。

 このプロフィールを見ながら、


 この著者は、影響力や社会心理学、消費者心理について詳しそうだな。

 だからおそらく、人がつい物を買ってしまう心理を学んで、自分の商品を多くの人に届けるための方法が解説されているんだろうな。


 と自分なりに予測してみます。


3 写真や図から予測する

 本を読み進めていくと、図や写真が出てくることがあります。

 この図や写真から、どんな内容を説明されるだろうか?と予測します。

 『影響力の武器』では、このような写真が出てきます。

 文章を読み進める前に、「どうしてこの写真が使われてるんだろう?」と予測される説明を考えます。

(例)

  • この写真は街中の一部が撮影されているな。写真の左下に人が壁にもたれかかって座っているぞ。だけど通行人は見て見ぬふりをしているかのように、通り過ぎている。おそらく、自然に考えれば助けたほうがいい状況だけど、周りを確認したら周りの人も何事もなかったかのように歩いてるから、きっと自分も助けなくて問題ないだろうと思う心理について説明されるのかな。

 と思考をめぐらせます。
 
 そのあとに写真の内容が説明された文章を読むと、さらに理解力を深めることができます。


4 参考文献から予測する

 参考文献から予測するのも効果的なテクニックです。

 参考文献は、だいたい本の最後のページにまとめられていることが多いので、そこを開いて

 「この参考文献が使われているということは、
 きっと本の内容は…」

 と、本の内容を予めイメージしておきます。


 ちょっと余談ですが、参考文献が充実してる本って、良い本である可能性が高いです。

 理由は、本を書いてる人がしっかり研究と裏付けを行っている証拠になるから。

 また、もっとこの本の内容について学びたいなって思ったときに、参考文献を読めばさらに深い知識が手に入ります。

 そのため私は、参考文献がない専門書はできるだけ避けるようにしてますね。

 根拠が書かれてないってことは、著者が適当に書いている可能性もあるからです笑

 ねぇそれってホントなの??って思ったときに、もとになった情報を確認できる本を選びましょ。


5 目次、各章・各節の最初の一文だけを読んで予測する

 本格的に本を読み始める前に、やっておくと頭に入りやすくなるおススメの読み方です。

 それは、目次、各章・各節の最初の一文だけを読んで、続きの内容を予測するといった読み方です。

 ただ、すべてやるとなると大変だと思うので、目次だけとか、余裕があれば各章の一行目だけを読んで予想するであってもOKです。

 たとえば、『影響力の武器』の目次の一部を引用するとこうなってます↓

(『影響力の武器』目次一部抜粋)
 第2章 返報性———昔からある「ギブ・アンド・テイク」だが……
 返報性のルールはどのように働くか
 (略)返報性のルールは不公平な交換を引き起こす

 この目次を読んで、本の内容を推測してみます。


 昔からある「ギブ・アンド・テイク」だが…
 とあるけど、終わりが「だが……」となってて最後まで書かれてないな。

 「だが……」ってことは、ギブ・アンド・テイクは、一般的な与えられたら同じ分だけお返しするって意味ではなさそうだな。

 あ、目次には
 「返報性のルールは不公平な交換を引き起こす」
 とも書いてあるぞ。

 つまり、ギブアンドテイクについて書かれてるけど、もう一方はめちゃくちゃ損する話がまとめられてるんじゃないかな?


 みたいな感じで予測する。

 もちろん余裕があれば、目次だけじゃなく各章・各節の一行目もそれぞれ読んで続きを予想すると効果的です。

 ですがそれだと大変なので、

  • 気になった目次だけ予測する

  • 10ページずつ1行目だけを読む

  • 最初と最後の章の1行目だけを読む

 みたいに、自分なりの推測のしかたを見つけてみるものアリです。

 仮説を立てることで、ただ読み始めたときと比べて、驚くほどスッと理解できるのを感じることができます。



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