「3歳までに絶対やるべき幼児教育」佐藤亮子
そろそろ体系だってというか計画的に取り組みを始めたいと思ってまずこの本を読んでみた。
・ところが、「絵本」「童謡」には、年齢の《旬》があるのです。絵本や童謡に癒される感性を育むためには、やはり3歳までが一番いいと思います。「三つ子の魂百まで」と言いますが、3歳までの子育ては非常に大きな影響力を持ちます。生まれてから3年間でまだ文字もわからない子どもに絵本と童謡で知的好奇心を持たせ、学ぼうとする姿勢や習慣をつけてあげることはかなり大切なこととなります。
・つ」がつくまでの間に、子どもをきちんと育てられるかどうかが勝負
・3歳まではなんと言っても、見るもの聞くものすべてがはじめてで珍しいですから、瞬く間にすべて頭と心に吸収されていきます。人間の一生でこんなにも柔軟で、吸収力があるときはないのではないでしょうか。
・この3年間は、そんなに長くありません。子どもをたくさん抱っこしたり、膝の上に乗せたりしてあげてください。子どもはお母さんが大好きで、ずっとそばにいたいし、お母さんの声をずっと聞いていたいのです。日々の生活がお忙しいとは思いますが、この二度と味わうことのできない時期を逃さないでほしいのです。毎日絵本を読み、童謡を歌い、親も楽しみながら過ごしてください。必ず賢い子どもになりますよ。
・0~3歳までの3年間というと、1000日ほどです。この時期に、子どもは「親の時間を食べて大きくなる」といわれています。
・お母さんの姿が見えないとウェーンとすぐに泣き出して、ちょっと顔が見えたらすぐに泣き止みます。この愛らしい時期を、とことん味わいつくしましょう。
・夜寝るときには今日は私と子どもにとって、いい過ごし方をできたのかなと、迷い、不安、後悔、反省のような気持ちが頭の中をぐるぐる回っていることがありました。でも、童謡を歌い、絵本を読むようになって、食べて寝てお風呂に入ってという日常生活レベルだけではなくて、1日をちょっと前向きに過ごせたと感じられるようになりました。夜寝るときに、今日も1日、絵本と童謡のノルマは果たせたと思うと、何だか心安らかに寝られるようになりましたね。
〈感想〉
・今この時間の大切さ、重みを改めて感じる。スマホいじってる場合じゃない。それに尽きる。
〈実践してみたいこと〉
・絵本と童謡を毎日ノルマを意識して一緒に読む、一緒に歌う
・ひざ抱っこの時間を大切にする
・歌詞や絵本の言葉に気を配る。「童謡は実は短い文学作品」実生活との関わりを意識する。ex)まつむし→図鑑で調べてみる、とか。そういうことをできるようなものをそろえる。
・子どもの反応を注意深くみる。