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自己紹介をします。

はじめまして、私は「いなばめ」という者です。
突然ですが、私は2年前、発達障害を疑われたことをきっかけに心理検査を受け、ASDと診断されました。この診断前後に関する話は今後記事にする予定ですが、ASDであると言われた瞬間、私は心の中で何度も頷き、納得していました。

その後、自己理解も兼ねてASD、ひいては発達障害に関する本を何冊か読み漁り、SNS等でも発達障害や障害者雇用に関する情報を集めていました。障害となりうる特性を持ってなお、前を向いて路を歩もうとする方がいることに希望を感じた一方、(特に精神・発達)障害者に対する世間の偏見・差別、認知不足は依然として深く、強く根付いたままであることも感じました。そんな社会の中で"発達障害者"として生きることを決めた私ですが、自分から何も行動せずに、このまま生きたいと思っている歳まで生きて終わりを迎えるのか、傷付いてしまうかもしれないけれど、自分にとってよりよい社会を、世界を目指す者となるか、ここ数ヶ月間、心は揺れ動いていました。

そんな私の頭の中で、別の自分が
「そんなことをして何になる?」
「どうせ上手くいかないと、すぐ放り投げるのだろう?」
と、暗い暗い底へと引きずり下ろそうとしてくる。こんなことをして、本当にお前の望む世界は手に入るのか?お前1人でできることなど、たかが知れている、と。
それでも私はこの新しい路を進みたい。自分の持っている特性を自覚したことで、できることがあるんだと、信じられるようになったから。


他にも、“私“という1人の存在を、ネットという赤青入り交じる広大な海域に記録すべきかどうかも悩みに悩んでいました。結局これも、1人でも多くの人が私の存在__私のような人がこの国のどこかで生きている(た)ということ__を知ってもらうことで、発達障害のことを考えるきっかけになれるなら。そしてできるだけたくさんの、仲間と呼べるような方々と繋がり、交友を深めることができたら…そんな掠れた希望と折れぬ覚悟を胸に、これから様々なことを書き記していこうと思います。

ここまでのまとめ~noteを始める目的~

自分自身のことを発信することで、生きやすい社会を作りたい。1人でも多く、発達障害となりうる特性を持つ方々(特に自分と似た方)と繋がりたい。

Q.あなたはどんな人ですか?

私のことを端的に紹介するとしたら

「身体障害者(尖足)として生まれ、手術して普通の人間になれたと思ったら同性愛者だったし発達障害特性持ってたしで社会人になってから苦労した結果、2次障害としてうつ病を患い、最終的にASDと診断されました」

こんな感じでしょうか。発達障害×性的マイノリティな人は意外といるみたいな情報を最近見かけたましたが、身体障害者として扱われたことのある発達障害者というのは、これまで聞いた記憶がありません。よくASDとDCDは併発すると聞きますが、DCDはあくまで脳機能、神経系の障害である為、身体障害として取り上げられていないと認識しています(間違っていたらすみません)。

そんな人生を送ってきたので、障害者のことに関しては学生の頃から敏感な方でした。障害を持つ人には、いつまでも優しくいられる人間でありたいと、そんな風に思っていました。今もそのスタンスは変わらないですが、年齢的に大人になってからは、何をもって「優しさ」とするのか、そもそもその人にとって自分の「優しさ」は求められているものなのだろうか、とった具合で、どう接することが正しいのか今でも悩んでいます。これから見知った情報を整理したり、実際に経験することで身に着けることができるのだろうか、といった気持ちです。

最後に

1週間に1回を目標に記事を書いていきたいと思っています。
内容は自分自身のこともですが、ASD関係で話題になっているあれこれや障害特性について、困りごと等…これを書いていこうというのはいくつか持っています(具体的な内容については、次回の記事でお話ししようと思います)。

後、あまり自分の個人情報を開示すべきでないのですが、大体の年齢と性別くらいは伝えておいた方がイメージできるのかなぁと思ったので、この2つだけ伝えます。年齢はぼかしますけどね。まぁいつか世代がバレるようなネタを捻じ込むと思うので、そのうち分かると思います。。

性別も性自認も男、年齢は…世間一般ではあと数年したら働き盛りと言われるのでしょう。個人的には後半20分過ぎた辺りです(?)。

拙い文章かもしれませんが、楽しくやっていけたらと思います。何卒よろしくお願いいたします!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!



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