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♪ 3拍子の唄。おのころファミリーのオリジナル曲。

流行りの唄は整数拍子

定年退職して、ほとんど家にいる。テレビを見る機会が増えた。
テレビで流れている唄は、若い人がダンスを踊りながら歌ってる。なるほど、これでは3拍子の曲は「流行り唄」には ならんだろうな。
ワルツは、もともと3拍子の舞曲なのでダンスがセットだったんだろうけど、現代人ではダンスといえば整数拍子のビートで踊るのが当たり前になっているみたい。それはそれで、かっこよくて、楽しくて、軽快で、素晴らしい。
でもね「3拍子の魔法」というのがあってね。
なぜか、3拍子には情緒、憂い・・みたいな しっとりと染み入る力があるんだね。ワビとか サビとかに通じるといっていいのかな。
学校唱歌や昔から歌い継がれている愛称唱歌なんかは3拍子の曲が多い。
おそらく、多くの人は
 ♪ ウサギ追いし かの山~ 
 ♪ 海は広いな大きいな~
 ♪ 知床の岬に 浜茄子の咲くころ~
これらが、何拍子かなんて おんまり意識していないのだろうと思う。
わたしは、音楽家ではないし、何の教育も受けていない。ただのポンコツな音楽好きなんだけど、ちゃんと4拍子と3拍子は意識している。
「3拍子の魔法」を、私のポンコツ筆力では うまくい言い表せないんだけれど、たくさんの楽曲を意識して聴いていると 何となく分ってくるんじゃないだろか。

おのころファミリーが作った3拍子の唄

 さて、おのころファミリーが作った唄。
ここに 3拍子曲の見本として紹介するなんてオコガマシイこと、はなはだしいのは自覚しているのだけれど、私達のオリジナル曲に3拍子の唄が5曲あった。

 作曲する際に、3拍子にしようと思って作ったのか、曲を作る時、たまたま3拍子になったのかは定かではない。ただ「3拍子の魔法」を意識しなくても体に染みこんでしたのかもしれない、と自慢話も付け添えておこう。
 おのころファミリーの面々は、オモチャのような録音設備しか無いことや、それほど演奏能力も高くないので音源としては50点レベルかもしれない。とはいえ 楽曲としては二重丸だ。相当に高いレベルではないかと思っている。

 「人気のはやり歌」としては希少な存在となってしまった(ように思える)3拍子曲。おのころファミリーの唄を恥ずかしげもなく紹介することに致しましょう。

♪ 淡恋賦

淡き光の たちこめて 優しき東風の 吹く浦に
恋のさざなみ よする浜 愛しき人の ひとり いて・・・・
 作詞:近野賀之 作曲:森 晃久


♪ 夜だよ

遠慮がちにやって来た夜は 得意げに 星たちを散りばめた ・・・・
 作詞:森晃久 作曲:森 晃久


♪ ウェディング ワルツ

幼い頃から夢みていた 白い飾りのドレス着て
小さな花束 胸に抱えて 愛する人に 嫁ぐ日を
風は爽やかな Wedding Waltz
変わらぬ愛に 感激の口笛をふいてくれるよ ・・・・
 作詞:近野賀之 作曲:近野賀之


♪ いとしきものよ

間違いを探し出すよりは 初めから 忘れてしまう方がいい
何百と飛び交う言葉よりは たった一行の 文字をあげたい・・・・
 作詞:森晃久 作曲:森 晃久


♪ ふるさと東浦

茅渟海から昇る太陽 町を山を照らす
ほのかに熱い息吹が 胸の中にきこえる
私達がふるさとと 呼べるただひとつの町
ひがしうら 東浦の 夜は明け行く ・・・・
 作詞:森晃久 作曲:森 晃久



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