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少年探偵団についての考察

 最近の私は専ら懐古主義であり、コナンくんを初めから見る活動に勤しんでいる。その中で私は時に違和を感じ、時にそうだったのかという真実を長い年月を経て発見した。その中でも本日は少年探偵団について書きたいと思う。

少年探偵団とは
 江戸川コナン、吉田歩美、円谷光彦、小嶋元太から構成される探偵的活動を目的とした子供だけのグループである。(後に灰原哀も加入)

 まず驚いたのが彼らの年齢、学年。私はてっきり彼らのことを小学校三、四年くらいだと思っていた。しかし彼らは小学校一年生である。そうだったのか。なぜ私は長年そのような間違ったイメージを抱いてしまっていたのか。この事件の謎を解く鍵は他でもない少年探偵団の彼ら自体にあった。一人一人紐解いていこうと思う。

  • 円谷光彦について

 小学校一年にしては知能が発達し過ぎている。今回の事件の原因はほとんど彼にあると言っても過言ではない。しっかりと敬語を話し、どこか気品のようなものさえ感じさせる。犯人はお前だ。

  • 小嶋元太について

 小学校一年のくせに好物が鰻重とはませている。数ある食べ物の中でそれをベストにするか?普通。低学年なのだからシンプルにハンバーグとか言っとけばいいのだよ。それにこいつの親は金持ちなのか? 子供にいいものを食べさせてやがる。いや、元太自身には金持ちの子供らしさは微塵も感じられない。あるとしたら光彦。そうか、分かったぞ。元太はひょんなことから過去に一度だけ鰻重を食べる機会があったのだ。それは特別な祝い事かなにかで、彼のような下流家庭ではそれ以来鰻重が振る舞われることはなかった。元太はその時の味を忘れることができず、呪われたように鰻重鰻重と口走るようになったのだ。あとは単にデカい。その図体は小学校一年生というイメージを遠ざける。お前も犯人だ。

  • 吉田歩美について

 彼女が一番小学校一年生らしい。良い感じに知能が低く、時折見せるギャーギャー騒ぐ姿は正に小学校低学年。彼女だけは紛れもなく小1だった。それにしても歩美ちゃんには女の子の友達はいないのだろうか。女子にはハブられてしまっているのだろうか。可哀想な限りだ。そういえば男の子の中に一人だけ女の子という構図は実際にはあまり見たことがない。ドラマ的に主人公グループにヒロインは1人で充分ということなのだろうか。戦隊ものしかり、クレヨンしんちゃんしかり。つまり歩美ちゃんはアニメの都合上、男子の中で遊ぶ1人の女子を演じなければならなくなったのだろう。だから彼女が仮面ヤイバーが好きだというのには違和感を覚える。彼女はそこまで男男したキャラではない。普通にプリキュア的なものを好みそうである。話が脱線した。とにかく彼女は犯人ではない。

 結果としてコナンを除く少年探偵団の3分の2は小学校一年生というイメージにそぐわない人物だということが判明した。このミスリードにより、彼らはたくさんの国民を騙している。真実はいつも一つ。

閲覧ありがとうございます。サポートなんてして頂いた日にはサンバを踊ろうかと思います。