No.１３介護の日常ケア「手の爪切り」小さなコツで仕上がりに差がつく！

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◆手の爪切りも大切なケア

手の爪が伸びていると、痒みで引っ掻いたときに皮膚に傷をつくりやすくなります。その傷が原因で蜂窩織炎（ほうかしきえん）になることもあります。

爪と皮膚の間に汚れが付着していると不衛生です。定期的に短く整え、衛生を保ちましょう。

手の爪は足の爪よりも２倍くらい速く伸びます。足の爪は1ヶ月に1度程度のお手入れですが、手の爪は１０日から２週間程度が目安です。

記事したより、A4にまとめた「フットケアだよりNo.１３」無料ダウンロードできます。

手の爪切りのポイントとコツ

1.向かいあう

横にならんで切っているのをみかけますが、オススメは対面です。お顔もよく見えますし、もし急に動いてしまってもすぐに反応できます。

2.指を軽くもち、固定する

上の写真を見てください。指を固定すると同時に、爪切りの刃も支え手をし、固定をします。コツは爪の下の皮膚を少し引くように固定することです。爪切りがフラフラと不安定だと皮膚をはさみやすく危険です。

3.爪切りは少しずつ、何回にも分けて切る

爪は１枚に見えますが、３層になっています。いきおいよくパチンと切ると層がはがれやすいです。２枚爪になったり、はがれたところから水分が入ると、カビの原因になります。爪は小さくはさんで、こまめに回数を多く切ります。

目安はパチンと、良い音がしないこと。1本の指で１０回位上、分けて切ります。爪切りの刃は、皮膚をはさみにくいのでストレートタイプがおすすめです。

⒋ヤスリをかける

足と同様、手の爪も爪専用のヤスリで仕上げましょう。ガタガタしていると、引っかかりが気になります。ヤスリは同じ方向に繰り返し、うごかします。ゴシゴシと往復するように削るのはNGです。

5.乾燥していたら保湿

爪は角質と同じ、タンパク質でできています。乾燥すると割れやすくなります。ハンドクリームをつかう時は、爪にも塗って保湿をすると丈夫で健康な爪になります。

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