2020年10月現在の、高齢者フットケア訪問事情
前回の記事から日が過ぎてしまいました。
定期的に更新しよう!と思いつつ、何だか色々なことが立ち止まった感があるコロナ禍、2020年秋です。
毎日、今日の感染者数がニュースで流れています。
減っているんだか、増えているんだか、よくわかりません。
幸いないことに私の周りには感染者は出ておりません。
周りの周りにまで拡大をしてみても、感染したという話は聞いたことがありません。
首都圏、横浜に在住していますがありがたいことです。
とはいえ、マスクは必須、毎日の検温も習慣になりました。
こうなると風邪をひくことも、体調を崩すこともできない緊張感があります。
大学受験を控えた高校3年生も家族にいるので、細心の注意をして予防をしています。
さて、日常生活ではなくお仕事の方はどうなっているのかと言うと・・・
厳しい状況は、緊急事態宣言解除後と変化なし
緊急事態宣言中は、8割以上の施設が訪問中止でした。
医療機関でのフットケアの他、施設2件のみが変わらずに訪問をさせてくださいまいしたが他の仕事はなくなりました
緊急事態が解除となった6月(神奈川県)と同時に再開してくださった施設が約半分程度。
7月から再開の施設が数件。
その後は動きがなく、現在も半分程度です。
なぜ、こんな内容を赤裸々に記事にするのかと言うと、訪問を中止している施設や再開を検討している施設から問い合わせがあるからです。
他の施設はどうしていますか?
今までフットケアが入っいたところ、3月から中止している施設では半年以上も訪問をしていません。
どちらの施設でもスタッフ、看護師の努力で入居者の足のケアをしてくださっていることと思います。
しかし・・・そろそろ限界が見えてきたようで、「他の施設はどうしてるのですか?」との、お尋ねなのだと思います。
もちろん、現状を包み隠さずにお伝えをしています。
実際、お取引先の法人の判断というよりは、施設の管理者の判断に委ねられていることが多いように思います。
つまりトップダウンで中止の指示があるわけではなく、施設ごとの対応に任せているようなのです。
これって現場の施設長、管理者の責任は重大です。
慎重になって当然です。
それでも再開してくださっている施設は、医療のマッサージやリハビリと同様にフットケアを大切だと位置づけしてくださっています。
もちろん法人判断で中止のところも多いです。
特養はどちらも、さらに慎重なようです。
再開をしてくださった有料老人施設でも、ボランティアやリフレクソロジーなどは未だに中止をしていて、入居者も外出ができずにいるので、入居者の気分転換も兼ねてとフットケアの利用を促進してくださっているところもあります。
家族の面会は、どこの施設でも今まで通りのところはありません。
面接可能でも、時間や場所などの制限があり結局、ご家族も遠慮してほぼ、家族との面会は激減しています
困っているので助けてください
今日の電話で中止になっている施設の看護師さんの言葉です。
フットケアを導入して半年、やっと形ができて入居者の足の多くに改善が見られてきた矢先の中断。
なんとか維持をしようと頑張ってくださっていましが、SOS
来週の訪問をお約束しました。
その後のケアの進め方は、相談をしつつ施設にも入居者にも負担にならないように検討をしようとおもっています。
定期訪問を基本としている弊社のサービスですが、感染予防のことを考えると強くは言えません。
施設の方針に沿いつつ、良い道を一緒に考えられたらと思っています。
リモートが難しいサービス、濃厚接触サービスなので、再開に戸惑うかと思います。
ですが、そろそろこれが日常と割り切りながら、予防をしつつ新しいカタチをつくる必要があるのだと思います。
それは弊社のサービス内容も然りです。
一緒に考え、高齢者の健康を足から支えましょう。