お客様のツンデレにキュンする
先日、フットケアを嫌だとお断りされたお客様がいました。
理由を聞くと「痛いから」。
痛くしないように努力をすること、痛くならないようにケアが必要なことを伝えました。
口では嫌だと言いつつ、少し口調が和らいだなと思ったところでケアを始めました。
ケア中も「痛い」と何度も言われましたが、触る前からの「痛い」だったので、あまり気にせず、手は止めません。
ケア中も、「なんで、やらないといけないのよ!?」と、ブツブツ・・・・
そういう時、目は合わせません。会話もしません。
ひたすら、黙々と施術に集中。
安全に、無事に終える努力をするだけです。
ケアが終わると・・・
意外ですが、こういうタイプのお客様でも、施術が終わると「ありがとう」って言ってくれる人が多いんです。
お客様によっては、にっこり笑顔まで見せてくれる方もいます。
不思議なものです。ギャップ萌えっていうのでしょうか?
今まで散々、憎たらしいことを言われていても、「ありがとう」って言われるとふーと、気持ちが軽くなります。
にっこり笑顔までつけてくれたら、もうキュンとしちゃいます(笑)
そしてバッサリ・・・
一瞬で気が良くなってしまう私は、調子に乗って
「また来ますね」なんて、にっこり笑顔でお返事をすると
「もう、来なくていいから」「もうやらない」とバッサリ・・・(涙
そして翌月また、同じやりとりが繰り返されるのです。
爪切り嫌いな方もいるので仕方がないです。
いくらブツブツ言われても、やらなくてはならないのです。
きっと、気持ちのどこかでご理解してくれていて「ありがとう」と言ってくれるでしょう。
最後の「ありがとう」で救われます。
ほとんどのお客様は、フットケアを喜んで受けてくださいます。
1ヶ月に1度お会いできる日を、待ち望んでくださっているお客様もいます。
当たり前ですが、色んなお客様がいて、私たちには皆さん愛おしい存在なんです。
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