
フットケア施術者歴13年、技術向上の師匠は誰?
2009年から仕事として、フットケアの施術者をしています。
早いもので13年の経験者となりました。
2007年、技術習得のために、フットケアスクールに通いました。
実は「フットケア」とうい言葉すら知らずに飛び込んだ世界。スクールでの新しい学びの数々に、ワクワクがとまりませんでした。
そして、大変だったホームワークも終えて、晴れてスクールが修了。
技術は身についたのか?
スクールを終えても、練習の日々。まだ一人前になっていないことは、強く自覚していました。
会社員と二足のわらじ。身についた技術を錆びさせたくないと、高齢者施設でボランティアをさせてもらいながら、修行の日々でした。
練習でどこまで上達したのか?
ボランティアでの経験は、本当に勉強になりました。今まで見たことのない変形爪の多さに驚きながら、必死にケアしました。
私の将来を決めた時期でもありました。
技術も大きく向上したと思います。
責任感が工夫と、技術力を高める
高齢者施設のでボランティアをきっかけに、高齢者のフットケアに特化したサービスを提供しようと決心をしました。
覚悟を決めて、営業回りをして少しずつですが訪問先が増えました。
そこからです。私が技術の向上が加速をしたのは。
巻き爪の痛みで歩けなくなっている方、痛みは取らなくてはケアを終えることはできません。
一体、何が原因で痛みが出ているのか?どう、ケアをすれば安楽になるのか?
当時の私は経験が少なく、試行錯誤の連続。頭はいつもフル回転。
時間も今より倍くらいかかっていました。それでも辛抱強く、お付き合いしてくださったお客様に感謝です。
厚い爪でも、人によって形は様々。どうケアすれば、翌月の状態が良くなっているのか?シュミレーションしながら、翌月に状態を確認。その繰り返しです。
数々のお客様の足・爪のケアで、経験の引き出しが増えました。
技術向上の先生はお客様
私も以前、フットケアの技術セミナーを開講していた時期がありました。
結局、スクールやセミナーで教えられるのは基本だけなのです。もちろん「基本」は何よりも大事です。基本無くして応用はあり得ません。
ですが、基本をたたき込んだ後に、プロの域に技術向上するためには「経験」しかないのです。
「経験」は何にも変えられない財産です。
私も未だに、お客様に教えていただくことがたくさんあります。
そして今ある私の技術の先生は、誰でもなく「お客様」だとつくづく思うのです。
いいなと思ったら応援しよう!
