90歳以上でも10歳若く見える人の特徴
2日続けて、大正15年生まれの女性のお客様のケアをしました。
年齢のお話になると「もう100歳」とおっしゃるのですが、お二人とも若々しい。「本当に100歳超えているんですか?」と確認したら、ご自分の年齢がいくつか忘れてしまったので、100歳にしているそうです(笑
大正・昭和・平成・令和と生きてきたのです。よく分からなくなるかも・・・と理解できます。
私のお客様、90代の方もたくさんいらっしゃいます。年齢よりも、若く見える方も多いですが、共通点があるかな?と考えました。
肌がきれい
お肌がきめ細かく、白くてきれいな方はお若く見えます。私の偏見ですが新潟、秋田の方は本当に肌がきれいな印象です。お手入れを伺うと「何もしていない」と言うのですが、本当でしょうか?
髪の毛
90歳以上になると、白髪はほとんどの方がありますが、染めていると若く見えます。染めることを辞めて、真っ白になっている方は銀色に見えて、これもまた綺麗です。
髪の毛の色、気になりますが髪の毛の量が多いとお若く見えます。とてもお洒落な施設に入居のお客様、お食事の時や人前に出る時にウィッグをつけていらっしゃいましたが、印象がガラリと変わります。
身だしなみを、きちんと整えている
お化粧まではしなくても、眉毛をきちんとご自分で描いている方が、いらっしゃいました。眉毛で顔の印象が変わりますが、それよりも何歳になっても他人の目を気にして、眉毛を整えることを面倒がらないことが、若さの秘訣だと思いました。
控えめなアクセサリーも素敵です。お客様でさりげなく、ニットやブラウスにブローチをつけているお客様。お洒落の上級者だわ・・・と感心しました。
姿勢
90歳を超えると、背中が丸くなりがちですが、スッと伸びていると若く見えます。背中が伸びていると、目線も上がるのでお顔もよく見えます。足の運びもスムーズになるので、動く姿も若々しく見えます。
明るい色の服を着る
グレー、紺、黒のダークカラーを選びがちですが、明るい色を着ていると華やかです。赤、ピンク、黄色は顔色も良く見えます。
「歳をとると明るい色は着られない」と言う方が多いですが、着ちゃえば絶対に、評判が良いはずです。むしろ地味な色は若い世代にお任せして、積極的に明るい色を着るべきです。
私のフットケア用のユニフォームは、ピンクや黄色など明るい色を選ぶようにしています。「いいわねー、素敵よ」と声を掛けてくれる方は、明るい色のお洋服を着たいと思っているのかもしれません。
感謝の気持ちを言葉にする
私の祖母は母方も父方もすでに亡くなっていますが、母方は100歳超え、父方も90代半ばまで全うした、長寿でした。
父方の祖母は明るい性格で、ニコニコしていつも「ありがとう」と誰にもて言っているような人でした。髪の毛は真っ白でも、肌がきれいで若く見えて可愛く、デイサービスや、最期を迎えた病院でも可愛がっていただいていたようです。
母方の祖母は逆で、明るいとは言えない性格。着る物も地味。無口でしたが。
施設にお世話になっていましたが、100歳を超えても食事の前には髪の毛を手入れして、人前に出ていました。
60歳くらいの時から、ザ!おばあちゃん というイメージでしたが、100歳まで見た目があまり変わらず、若い頃から老けていたので、実年齢が追い越した感じでした(笑
父方の祖母と同様、感謝の気持ちはいつも言葉にしていました。
実は、とても大切なことなのかもしれません。
若く見えるかどうかも気になりますが、幸せに生きるために感謝の気持ちを言葉にして伝える。
私も積極的に心がけよう!!