「結局は自分自身」 松井裕
今回noteを担当させていただきます。4年の松井裕(山村国際高校)です。大学4年間での経験を振り返って書き進めていこうと思います。
大学に入って1番最初に思った感想は各選手の体の大きさ、スピード、強さが今までとは全く違うことに驚きました。ぶっちゃけ、ここで続けていけるのか不安でしかなかったです。
案の定この不安は的中しました。練習に混ざると、「なにもできない」という思考が生まれてしまい、どうすればいいかわかりませんでした。シュートは止められない、パスは繋げない、ボールは飛ばせない、なにもできない自分にイライラする毎日でした。
それでも何か自分にできることはないのか考え、たどり着いた答えが、ピッチ外での行動にフォーカスを当てることでした。ピッチ外では、練習の準備や片付けを率先して行ったり、寮での整理整頓や些細な気遣いを意識したりと、日常生活から身の回りを整えるようにしました。日頃から周りに気を使うことで、寮内でのコミュニケーションに繋がり、それが試合中の連携にも良い影響を与えました。雑用やピッチ外での行いをすることで、練習や試合になった時に自分自身も割り切ってプレーすることができるようになったと思います。
ただ練習するだけではなく、憧れでもあった先輩のプレーを見て学び、盗めるものはないか模索する日々の連続になっていました。そこで先輩の特徴であったビルドアップを真似しようとしましたが、自分にはビルドアップが向いていないと思ったため、割り切って諦めました。しかし、自分にも練習を重ねることで真似できることがあると思い、キックのバリエーションを増やすことによって、自分にしかない武器を身につけようと思い練習に励みました。
さらに練習以外でも、下半身だけではなく上半身も筋トレで鍛えることによって、その武器を磨きパワーアップを図ったり、怪我をしにくい体をつくるようにしました。今でもキックという武器は唯一無二であり、その背景には先輩の存在が大きくあります!!!
徐々に試合に絡むようになり、3年で初めて出場した公式戦に勝ったことで、自分自身の自信につながり、今までやってきたことが報われ、自分自身が貫いてきたことは間違っていなかったのだと確信しました。4年になってからは背番号1を託されたことで、ぶっちゃけ不安や緊張など様々なプレッシャーがあり、正直自分には荷が重いと感じていました。
その影響もあり、新チームではなかなか自分の地位を確立させることができなく、良いスタートを切ることができませんでした。
試合に出れない焦りから練習中にストレスを感じたり、無理に力が入りすぎて空回りすることが多くなっていました。周りからもそんな自分に対処法や改善策を教えてもらったりもしましたが、やはり人の意見ではなく自分が思った道を正解に導きたいという思いがあったので一旦冷静になり自分自身を見直しました。やらなくてはいけないことをもう一度再確認することで元のパフォーマンスを取り戻すことができました。
この経験で、一度どん底に落ちてしまったら這い上がることが本当に難しいということを知ることができました。しかしその壁を乗り越えた先には、成長した自分や自信に満ち溢れた自分に出会うことができるのです!
この4年間通して本当にいろんなことがあって何度も諦めようと思ったけど、結局は何度も言うけど自分自身の力によってなんとでもなる事が実感できた大学生活でした!残りわずかで引退になりますが、最後まで今までやってきたことを全力で出し切って悔いのないよう戦いたいと思っています!今後の人生でも挫折しそうになったら一度自分を見つめ直すことで、一歩前進に繋がるかと思います!
最後になりますが、こんなバカについてきてくれた後輩たちはありがとうな!良い思い出になった👍
みんなこの先も頑張ってな!理不尽はつきものだからあんまり気にしない事が一番だぞ💪
周りと同じ事やってても変われない、何かしら変えていって自分の武器になりそうなものを伸ばせた時に変われると自分は思ったよ。後はノリと勢いでなんとかなるのが人生だと思ってるよ!!
長文になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
ほんとにみんなありがとう!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?