コマンダンテ C60 バラクーダ/COMANDANTE C60 BARACUDAのレポート①
コマンダンテ C60 バラクーダの特徴の1つは、微粉の少なさだ。元々少ないC40(オリジナルのコマンダンテ)に比べても少ない。
豆によっては、抽出したあとに残る粉は、砂利のようだ。(下記参照画像あり)
この豆では、ぼぼ微粉が発生してない。
よってクリーンカップ原理主義には、マストアイテムになるだろう。
私もその一人で、この記事ではその使い勝手をレポートしたい。
重さについて
箱から開けてのファーストインプレッションは、ずしりとくる重さだ。ちょうど1キロもある。メタルの筐体も相まって、なんかの武器のようで、ワクワクする。
この重量は、金属の分厚いボディーと刃のサイズを考えると想定できる重さだ。
私にとってはなんのマイナスポイントでもないし、安定した回転機構を保つには頑丈な筐体が必要だろう。
挽き具合について
C60はC40よりも大型な口径の刃をより大きなハンドルで回す。
まるで、大排気量のスポーツカーを運転してるかのような力強さと安定感だ。
このトルク感といい、C40とは全く別の機械を触ってように感じる。
C40がちゃちいおもちゃのように感じる。
刃もハンドルも大きい分、力も必要だが、その分早く挽き終わる。
豆12g程度だと、一瞬で終わってしまうので、あっけない。
今までいろんなグラインダーを所有してきた。
C40,ANFIM、MAZZER、EK43、weberworkshopsのThe Key、、、
個人的には、C60は、どのグラインダーよりも満足している。
そもそもだが、豆は手で挽いた方が楽しいし、ハンドルに伝わる感触も抽出するための大切な情報だ。硬い豆、粘り気のある豆といった焙煎具合や豆ごとでぜんぜん違う。私がほぼドリップしか飲まないこと、また初めに述べたクリーンカップが好きなので、本当に買ってよかったツールだ。
値ははるが、電動のプロユースに比べたら断然安い。そして手動なので持ち運べる。ちなみに日本では見かけないが、海外だとコマンダンテを店のドリンクの提供で利用しているカフェをちょくちょく見かける。
コマンダンテの購入方法についてはこちらも参考に。
https://note.com/asiancoffeetrip/n/nc934597fb893
余談だか、この写真はThe Keyで挽いたものだ。大量のヘドロのような微粉が発生する。C60の3倍近い価格のこのグラインダーのセールスポイントは、一体何なのか自分にはわからなかった。もちろん、微粉も大切な要素なのだが、ここまで多いとドリップにおけるアプローチは、私には難しい。もちろんだが、The keyも評価の高い素晴らしいグラインダーだ。こちらは主にエスプレッソがメインなのかもしれない。
※すべてのグラインダーは、数キロを挽いたあと慣らし後の評価となります。