3月8日 死にたいほどの苦しみでも愛したいから生きる
僕は病気のせいで職を失うことになった。
両親も10年以上前に亡くなった。
今の僕には生産的なことが何もできない。でも、それでもこれまでの短い人生の中で今が1番幸せなのだと思う。
治るかわからない病気を抱えていることで、生きたくないと強く思っている。
死にたいくらい苦しい。でも、僕と繋がりのある人たちが生きるこの世界が愛おしい。
生きるにつれて哀しみは溢れるばかりで、人間であることの素晴らしさは日に日に失われていくような気もするけれど、身近に溢れる愛情は美しくて温かくて、それだけでもこの世は生きるに値するんだと思う。
僕を愛してくれる人を僕はこれからもずっと愛したいから生きる。それが僕にとっての生きる意味なんだ。
今の状況で生きるのはしんどい。楽になれればといつも願っているし、自死を選ぶことは合理的で魅力的な選択肢でもある。
それでも、自死を選ぶことがエゴイスティックに思えるくらい僕は誰かに愛されている。
僕に何もできなくても、人を愛することはできるし、それがせめてもの僕の責務だ。
これからも辛い辛いと吐露するだろう。
でも僕は生きるに違いない。
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