まだ死んでない
数週間前から再び鬱の症状が出てきて、薬を服用することで何とか耐え忍んでいる。
数日前友人達とご飯を共にした際には、鬱の持つ衝動的な暗いエネルギーが体の奥深くから溢れ出るのを感じ、その場の楽しい会話によって気を逸らすことで何とかそれを抑えていた。
ただ、時間を経て衝動の恐怖は薄れてゆき、笑って解散することのできる多幸な時間となった。
談笑の時間をある友人が写真に収めていて、そこに写る僕の表情は生き生きとしていた。まだ僕は死んでいないし、これだけ鮮やかに生きているのだと客観的に知ることができて、救われる気持ちになった。
うんまだまだ死んでない。
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