TMS治療後しばらくたって

少し間が空きました。
どん底から這い上がるために、TMS治療、メガビタミンをやりました。

それからNLP(神経言語プログラミング)なるものを1年かけてマスタープラクティショナーまで学びました。
これらはTMS治療とも並行して行っていましたので、それなりに金も時間もかかりました。

そんな訳で、去年1年間で取り組んだこととしては大きく3つ、物理的な体質改善、脳の無駄に絡まった配線をリセット、物事の捉え方の再構築となります。
自分にとって物理と精神両方の改善を図ったことは、全部が有効にかみ合って非常に上手く行ったと思っています。
一番大事なのは、自分の状況を自分で変えるという意思をほんの少しでもいいから持って1mmでいいから行動することです。

医者が治らないと言ってるとか、自分にとって全く関係ない事なんですよね。一般的に治ったエビデンスが無いとか、臨床的に信用できないとか、どうでもいいし、関係ない。
自分の人生を生きるのは自分しかいない、ただそれだけだという事です。
アドラー心理学(嫌われる勇気、幸せになる勇気)や、森田療法等も書籍で学びましたが、本質的に言っている事は同じだと思ってます。

自分の持っているもの、あるがままをただ受け入れる。無いものねだりはやめる。自分の心を無視して理屈でコントロールしようとしたりしない。自分の都合で他者や状況をコントロールしようとしない。他人が自分の都合よく動いてくれるなんて思わない。
たったこれだけです。どこかで聞いたことのある話ばかりだと思います。

理屈じゃなくて、心の底からの感覚として納得するだけです(腹落ち感)。
自分の身の回りで起きる事、自分に起きていると思っていることがすべて鏡写しだと気がつくかどうか。


ただし、現実に問題の渦中にある人はやっぱりまずそこから抜け出して休める場所が必要です。
正直、今も二次障害による精神的ダメージの方が現実的な障害としては重いという認識は変わりません。そもそも自分が困って無ければ障害にはなり得ません。
いろんなトラブルから行動力と思考力を削がれ、自信を失う悪循環に陥るので、ここを手当して出血を止める事がまずは重要に思います。

もし、休職等で休めているのなら、1年以上は時間をかけて回復最優先の生活にする事をお勧めします。
自分は金銭的理由から焦って半年もせずに復職しましたが、結局上手くいかずに長期間かなりの体調不良を抱えて仕事をすることになりました。
医者は、患者が回復したと言い切れば復職許可を出しますので、残念ながら最後のストッパーにはなり得ません。
趣味や外出ができるようになった程度ではまだまだ回復途上だと思います。


多分もう、前の悪い状態に戻ることは無いと断言できます。
実際にASDが治ったかどうかは知りませんが、自分の中でASDと、幸福感とか充実感とかは何の関係もなかったという事です。

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