QEEG検査結果

この検査はあくまで脳波の傾向をAIで統計的に分析したものです。
脳波で脳の傾向は分かりますが、実際の症状の重さはまた別との事です。

シータ波・ベータ波比率

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左(Subject):自分自身の脳波量の絶対値
右(Database):統計値との相対値
色:青・ASD傾向(β波多)、緑・定型、赤・ADHD傾向(θ波多)

診断で見るのは主に右側の相対値で、脳の構成としてはASD傾向を示しています。
絶対値は個人内での傾向を示すらしく、少しADHD的な要素が出ている程度です。

左脳・右脳のバランス

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左脳優位で、あまり右脳が使われていません。
ASDの場合左脳優位がほとんどらしいです。
また、自分自身の左右の利きも、右手、右足、左目、左耳となっており、完全に左脳側に偏っています(首から上は左右が逆転しない交差支配、視野は逆転する)。

脳の情報量

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前頭葉に線が集中しています。
常に何かを思考し続け、ネガティブなぐるぐる思考に陥りやすいようです。
また、頭が休まらないため、睡眠が浅くなる傾向にあるようです。
実際、子供の頃から思考が止まりません。

総評

想像以上に明確な診断でした。
AIによるパターン解析と統計の精度はかなりのもののようです。
従来の問診に頼った診断ではまず不可能でしょう。
グレーゾーンの場合、ASD症状を学習によってカバーしている、またそれなりに対応ができてしまうために非常に負荷がかかり、それが二次障害につながるケースが多いとの事です。

左脳優位でいろいろな特性や症状が出ているということは、右脳をうまく使うことができれば原理的に症状は緩和・改善できるはずです。

なお、精神障害者手帳を申請するには、この診断のほかに知能テスト(WAISなど)の受験が必須で、受験から半年経過後に行政に申請することができます。
申請するつもりはありませんが、精神障害認定はかなり厳しいらしいです。
申請しても、普通に働き日常に支障のない自分ではまず通らないでしょう。

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