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⑥人間関係に悩む人へ考え方が変わります~腸内細菌で思考が変わる~

突然ですが人間の腸内細菌はどれくらいいるかご存知ですか?
なんと11万種以上で1000兆個いると言われてます。重さにすると1,5~2kgと星の数の様にいます。お腹の中はまるで宇宙ですね。その腸内細菌は3種類に役割りが別れています。
❶善玉菌2割(ビフィズス菌99%や乳酸菌)
❷悪玉菌1~2割(ウェルシュ菌やブドウ球菌、大腸菌有毒)
❸日和見菌約6割(バクテロイデスや大腸菌無毒、連鎖球菌)
といった割合です。あれ?なんかこの割合見た事ありませんか?
「アリの法則」「ザイの法則」「262の法則」「働きバチの法則」に似ていますね。この細菌が腸内にビッシリ、まるでお花畑のように品種ごとに並んでいる状態を「腸内フローラ(腸内細菌叢)」といいます。この細菌がそれぞれ違う働きをして腸内をコントロールしています。
そしてこの細菌は人により種類が異なり、健康は腸内細菌で良くも悪くもなります。
腸は第2の脳と言われ、免疫システムをコントロールしている。と言われていますが、生物が生まれた最初の臓器は腸の様な消化しエネルギーに変えるシステムです。その後に進化し脳が出来ているため「第1の脳は腸」だとも言えます。
腸が欲しい食べ物を脳に指令して、意識や手足を動かして腸が欲しがっている食べ物を食べさせて生命を維持しているという方が辻褄が合います。

ここでカマキリとハリガネムシの話があります。ハリガネムシというのはカマキリに寄生します。寄生すると内蔵に入り込み、脳に指令を出して水辺にカマキリを飛び込みさせます。するとカマキリは死んでしまいハリガネムシは産卵出来る水辺に行けるという仕組みです。

この例からも内蔵が脳に指令を出している事がよくわかります。
腸が元気だと思考にまで影響し、内蔵が調子いいと明るく幸せな思考になり、悪いと思考も悪くなります。
ではこの腸を元気にするにはどうしたらいいか?
食べ物を選ぶ必要があります。
特にいい食べ物を調べると大豆食品など昔ながらの日本食がほとんどです。
日本は米が主食で、味噌汁、納豆に旬の野菜、ぬか漬けなど発酵食品も摂っています。出来れば米も玄米がよく、胃や腸は37.5度で保たれ発酵するのに最適な温度を保ち、発酵貯蔵庫としても最適な環境に作られています。
昔ながらの日本食は日本人にとって最適な食品ばかりだったのです。
そして、体が欲しない物を食べると異常が起こります。
それは外国から輸入されて来た日本人にあまり適さない食べ物です。
戦後から外国の食べ物が増えてきましたね、これは日本人の体には負担のかかる物が多く、更に輸入となると腐らないように薬が使われます。これが更に日本人の体を弱らせる原因となっています。
今や輸入品に頼っている日本は危険な状況という事がここからも理解出来ます。
次はその輸入品の話をして行きましょう。

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