闇の勢力がいない並行世界に移行する方法
ヒプノ記録5-3(2016年12月1日)
宇宙から地球へと送られてくる情報が、ゆがんだり、妨害されたり、変換されたりして、地球の人々を惑わせている現状があります。それは、闇の勢力と呼ばれる悪い宇宙人たちが、かつて、宇宙の図書館アカシックレコードから、宇宙連合の情報や、アシュター司令官のDNAバーコードを盗んだことが原因なのだと、霊人モーゼは言います。
今回の動画では、この件について、ミセスインヤンが深掘りしていきます。そして、そもそも悪い宇宙人たちが図書館から情報を盗まなかった世界線に移動するか、あるいは、そもそも悪い宇宙人たちが存在しなかった世界線に移動することはできないのか、その可能性を探っていきます。
Q(ミセスインヤン):ところで、そもそも宇宙の図書館から情報が盗まれたことについて伺いたいのですが、これもまた大いなる宇宙の計画の一部だったのでしょうか。アクシデントで起こったのだとしても、大きな宇宙の目から見れば、全ては計画通りだったと言うこともできますか。
C(モーゼ):そうですね、今、私たちがお話をしてる次元から見ると、計画だったとは言えないのですが、より上の次元から見れば、大きな宇宙の摂理の中で起こったことだと言えます。例えば、地球上で何か善いことをしようとすると、悪いことも同時に起きてくるということがありますが、宇宙でも同じようなエネルギーの流れがあるのです。
Q:陰と陽ですね。だとすると、情報が盗まれたのも、仕方がなかったといういことでしょうか。
C:いえ、起こらない方がよかったとは思います。
Q:それなら、起こらなかった方の現実に、変えることはできないのでしょうか。ガブリエルさんは、自分が管理していた図書館から情報が盗まれてしまったということで、罪悪感が残っていたりするのかもしれません。でも、全ては大いなる宇宙の計画だったわけですから、そもそも罪悪感を感じる必要はないですよね。そのことを、ガブリエルさん自身が納得することも必要じゃないでしょうか。情報がきちんと伝わらなくなってしまうのは、その罪悪感が邪魔をしているということはありませんか。
C:それはあるかもしれませんね。そして確かに、この出来事が起こらなかった方の現実に変えることは、できないわけではありません。宇宙には、何であれ「できない」ということはありません。ただ、より高い次元で起こったとされることを、より低い次元において起こらなかった方の現実に変更するには、とても大きなエネルギーが必要になります。これについては、あなた方が「リーダー」と呼んでいる存在か、彼の部隊に聞いて頂けると、より深い答えが得られると思います。
そこで、ミセスインヤンとモスさんは、再び、不思議な雲に乗って、リーダーのいる宇宙船へと向かいました。宇宙船のなかにある部屋に入ると、リーダーの秘書係をつとめるモスさんのハイヤーセルフ、モウムが現れました。モウムは、宇宙の世界線を移動する方法について、話してくれると言います。
Q(ミセスインヤン):おそらく宇宙には、ネガティブな宇宙人たちが出現しなかったパラレル・ワールドもあるはずだと思うのです。その世界線に移動することができれば、全てが解決するのではないかと思うのですが、どうすればできるでしょうか。
D(モウム):それをするには、例えば、オリオン大戦の前まで宇宙史をさかのぼって、オリオン大戦が起こらない世界線を創り出すとか、もっと以前の、そもそもオリオン大戦の発端となったリラ星まで戻り、リラ星での分裂を防ぐといった、いわゆる「歴史の修正」が必要になります。憎しみ、分裂、争いといったことを志向する勢力の発生は、リラ星の時点で既にみられ、その後も宇宙史のいたるところで勢力を拡大してきました。ですから、そうした様々な惑星での出来事を全て修正していく必要があり、とても大きな仕事になってきます。
Q:それは、大変かもしれませんが、面白い仕事だという気がします。宇宙史での分裂や争いが全くなかったことにするのは難しいかもしれませんが、緩和したり、バランスをとったりすることはできるように思います。そうすると、地球の現実にもそれが反映されて、色々な問題が解決していくのではないでしょうか。
D:確かに、100を0にするには大きなエネルギーが必要ですが、100を80や60にするのは比較的やりやすいと言えます。分裂や争いが大きく発展する前に、癒すといったことですね。
Q:そうです、そうです。他のクライアントさんのセッションでも、過去生を書き変えて、悪いことが起こらない並行世界に移動したら、その結果、惑星の運命そのものが変わったということがあったんです。
D:そうです。実は、個人の過去生は、書き変えることが可能です。ヒプノセラピーやイメージの力を借りて、重大な選択をした場面や、運命が大きく変わった瞬間などを訪れ、そのときの選択をやり直したり、別の行動をとったりして、その後の過去生がどう変わるのかをみていきます。これを、自分で納得する世界線になるまでやり直します。そうして個人の過去生を変えることで、当然、歴史も変化してきます。歴史というのは、一人ひとりの人生史の重なり合いでできあがっていますから。つまり、皆さんの過去生を書き変えることで、歴史そのものを書き変えることが可能なのです。そうすると、過去の歴史が変わるのですから、当然ながら、皆さんの現在、今生きている人生にも変化が現れますし、今の地球の在り方、社会の在り方にも変化が現れてきます。
Q:それは、壮大なスケールの話ですね。
D:同様のことは、過去生だけでなく、今世についても可能です。今生きている人生についても、何かやり直したい過去があるのであれば、イメージの中で書き変えることが可能です。本当に過去が変わったと信じられるくらいに、言い換えれば、以前信じていた過去が何だったのかもはや思い出せないくらいに、徹底してこの書き換えを行うと、今体験している現実に、確実に変化が現れてきます。あたかも世界線を移動したかのように、まったく別の現実を体験し始めるでしょう。
さらに言えば、あなたが今、この人生を「生きている」ということが、歴史の創造行為そのものであり、あなたが「今」を精一杯に生きていくということが、最高の未来を創り出していくのです。「今」という時は、未来のあなたにとっての「過去」であり、未来のあなたが書き直す必要のないような「今」を生きていくことで、最高の世界線を創り出していくことができます。また別の言い方をすれば、未来世のあなたがどこかにいて、そのあなたが過去生に戻ってきて書き換えをしようとしているのが、今現在のあなたである、とも言えます。そして、「今」が変われば、当然、過去の世界線も、未来の世界線も、同時に変わっていきます。「過去」「現在」「未来」はひとつにつながっているからです。どこか一つに変化が起これば、他の時間も変わります。
「アセンション」や「スターシード計画」などと皆さんが呼んでいるものは、即ち、こうした書き換えを集団で一斉にやっているプロジェクトです。皆さん一人ひとりが「今」を精一杯に生き、一つひとつの人生を輝かせることで、地球の歴史、ひいては宇宙の歴史を、最善のものへと書き直していっています。今、あなたが生きている、この人生が、歴史を変えていくために必要不可欠なパズルのピースなのです。
Q:それでは、大勢の人が、過去の書き換えや現実創造にフォーカスして、最善の「今」を生きていけば、世界全体の現実が変わり始めるということですね。
D:そうです。例えば、これまでにも、地球上でスピリチュアル系と呼ばれる人々のあいだで「アトランティスの過去生を癒す」というブームが起こったことがありました。あれも、今お話ししたのと同じ原理です。集団である時空間に戻って、大勢がそれぞれ自分自身の過去生を修正することで、アトランティス時代の世界線を変更しました。それが、今のいわゆる「アセンション」の方向付けに非常に大きく貢献したのです。それと同じように、今度は、宇宙規模での歴史の修正をしていくことになります。
アトランティスは、地球上の歴史において大きな意味をもつ一つの時代でした。しかし、アトランティスで起こったことも、元をたどれば、「闇の勢力」や「レプティリアン」などと皆さんが呼んでいるような宇宙人の関与があったわけです。ですから、本当の意味で歴史を修正するには、宇宙の歴史まで戻る必要があります。そしてその歴史は、現在の地球の世界線では、原始の惑星リラに戻るのです。つまり、リラから始まる宇宙の歴史を修正していくことが、今ある世界線を変更するための最後の布石です。
これから、地球は宇宙時代に入っていきます。宇宙世を思い出す人々も増えてきます。様々な星における宇宙の過去生を書き直す、あるいは、地球での今世をしっかりと生きていくことで宇宙全体の世界線を変更していくことが、一つの大きな仕事になっていきます。
Q:それは、いわゆる五次元の世界に入ってからじゃないとできないような、壮大なプロジェクトのように聞こえますが。
D:いえ、むしろ、五次元の世界に完全に入るための、最後の布石です。特に、宇宙に由来のある魂たちが、今、そしてこれからを、どう生きていくかということが、未来への重要な布石となるのです。
こうして、壮大な宇宙の計画について聞かされたモスさんとミセスインヤンは、この後のセッションで原始の惑星リラへと戻り、そこでの過去生を書き直していくことになるのですが、それは、もう少し後の動画で詳しくお話しします。次回の動画では、再び「不思議な雲」に乗って、今度は地球の衛星、月を訪れます。月に一体、何があるのでしょうか。どうぞお楽しみに。
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