マーケティング基礎_Day6
前回Day5では、ターゲットのペルソナを設計しました。ワタシの会社はDXコンサルティング(BPAなど)を手掛けています。設定したペルソナの課題に対してバリュープロポジションキャンバスを考えます。
Customer job
顧客がやらないといけないこと!
ペルソナが役員の設定ですので
・売上を上げる(利益を上げる)
・顧客満足度を高める
Gain
顧客が嬉しいこと!
・会社の評判が上がる
・従業員の育成と能力開発により成長してくれる
・全社的な生産性が向上する
Pain
悲しいこと…。なんとかしてあげないといけないところ
・時間とリソースが不足している
・新規採用が難しい(いい人材を採れない)
・クレーム対応などに時間を取られる
・部門間の連携不足やコミュニケーション不足など、業務フローの混乱
この3つに対してウチの会社がどんな価値を提供できそうか考えました。
Product & Service
ウチの会社はDXコンサルを行っています。特にツール(製品)やSaaSを組み合わせることで、比較的小さい費用でBPA(業務のデジタライゼーションによる自動化/省力化)を手掛けています。
ペルソナに向けて、現在の業務フローを詳しくヒアリングしてサービスブループリントを描き、現状(AsIs)をまとめてから、あるべき姿(ToBe)をまとめてその実現の為にはどんなBPAが良いかを提案します。
Pains Relivers
Painを取り除く為、まずは業務フロー改善で現在のPainsを取り除けそうです。また、業務フローが見える化されてコミュニケーションツールなども整備できると業務効率があがりビジネスサイクルを短くしたりできそうです。何より各部門の連携強化でサービス品質が向上したり、残業時間が少なくなると全社的な生産性が向上し、離職率も下げられそうです。
このようにペルソナを設定しバリュープロポジションキャンバスを描くことにより、顧客理解の上に自社の提供価値が明らかとなってクライアントにも満足頂けそうです。
次回は、この顧客にリーチできるアプローチ手段を考えてみます。