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日本の教育の特徴は「言うことを聞かせやすい人を育てる」 第1回|ASH RADIO【4/n】

練習は自分の仮説を実証する場、実験する場
で、練習以外はずっと仮説を立て続けて、戦略を立て続ける場所。

芦名:また読書星人さん。

「日本の教育の問題点は。」

まぁ色々ありますけど、
これその問題点ってすごく難しいんですけど。
問題点って、何を目的にするかですごく変わってくるんですよ。

タイシン:うん。

芦名:例えば、プロバスケットボール選手、
またバスケットボールの例ですけど。
プロバスケットボール選手になりたいって言ってる人が、
身長が160㎝だったらそれは問題点になるじゃないですか。

タイシン:そうですね。

芦名:ですよね。

タイシン:はい。僕160㎝しかないですけど。

芦名:ですよね。
だからその、でも何だろう。
デスクワーク、パソコンの仕事をする。
それ身長160㎝で問題点はないですよね。

タイシン:はい。

芦名:つまりその問題点というのは何を目的にするかで大きく変わってくるので。

今回のこの質問の、日本の教育の問題点は?っていう。
これ日本をどうしたいかによってくるんですけど。
でも日本をもっと、例えば何ですかね。
こういうふうな世界にしたいっていう人もいれば、
いやこういう世界にしたいんです、って色んなその人々の思想があるじゃないですか。

タイシン:はい。

芦名:だから一問題点も一口に言えないっていう、っていうことですね。
なので、あんまり僕は日本の教育の問題点というのはあんまり感じてないですね。
それよりも日本の教育の特徴みたいなことで言うと、

言うことを聞かせるっていうのが。
日本の教育の特徴ですよね。
それが問題点かどうかは組織によって違うので。

タイシン:あと決めつけてきますよね。お前は可能性がない、みたいな。

芦名:そうですね。うん。それがまぁ日本の特徴ですね。
言うことを聞かせやすい人を育てるっていうのは、
すごくあると思います。他に何かあると思う?

タイシン:うーん。
あと就職するために皆学校に行ってるような感覚がすごく思いますね。
僕はそうではないと思っていて、ずっと。

芦名:確かに。大学っていうのがもう、
大学は、例えば大企業だったら大学行ってないと就職できないじゃない。

タイシン:はい。

芦名:で、皆大学に行きたいかって言うと
別に行きたいわけじゃないじゃん。

タイシン:はい。

芦名:じゃあなんで大学に行くかっていうと大企業に就職したいから。
そう考えたら、大企業に行きたいためだけに4年間と400万を払うって、
すごいでかい、もう車の教習所どころの騒ぎじゃないでかい資格じゃない。

タイシン:そうですね。時間の無駄ですね。

芦名:僕はそれはすごく思いますよ。

タイシン:僕就職活動したことないんですけど、そうですね。
もしも自分の目的が本当に違うんだったら、
っていうのは就職したいとか、この企業に入りたいとか、本当に思ってないんだったら、
一回別にレール出てもいいのかなって。

芦名:うん。まぁただそれはちょっと怖いっちゃ怖いですけどね。

タイシン:そうですね。怖いですね。
なんか僕その言えないですけど。素人が。

芦名:まぁ大企業に行かなくても良い。
ただまぁ受験は僕はすごく良いと思うんですけどね。
何でかって言うと、僕も受験はしたんですけど。
なんか自分が、僕は勉強得意じゃなかったし、嫌いだったんですけど。

タイシン:え、そうなんですか?

芦名:はい。でも、まぁ予備校に通ってめっちゃ勉強して、
めちゃくちゃ嫌々でもいいからもう強制的に勉強させられてて。
でもそれをやったら、意外と偏差値が全国模試2位まで行ったんですよ。

タイシン:すごいですね。
それで今思い出したんですけど、芦名さんが僕に前言ってくれた言葉でずっと心に残ってる言葉があって。

受験受かる奴と受からない奴の差はサボってるかどうかだ、みたいな。

サボってるって、皆絶対勉強してるじゃないですか。そのサボってるって何なんですか?

皆同じように絶対勉強してて、そんな変わらないと僕は思ってる。
僕受験したことないからわかんないですけど。
で、自分が受験勉強してて、コイツサボってるなっていうそのサボるっていうのは何なんですか?

というのは、それしかやってないってことなんですか?

芦名:まぁサボってるっていうのは勉強全くしないって意味のサボってるじゃなくて、勉強をめちゃくちゃすると、してない人がわかるじゃん。

例えば僕は勉強したって言ったら、
僕は1日15時間勉強したら「勉強した」って言う。
でも皆、1日3時間位勉強したら「勉強した」って言う。

それは15時間の僕からしたら、3時間しか勉強してない人は、
まぁサボってないんだけど僕よりはサボってるっていう相対的な話になるので。
もちろん3時間でもうすべてがうまくできる人もいるし。
それはもう、僕はもう天才枠だと思ってるんですよ。

タイシン:なるほど。そうですね。

芦名:受験も天才枠というのがあって、
就活も天才枠があって、
社会でも天才枠っていうのがあって。

要は努力しなくてもできる人って本当にたまにいるんで。

タイシン:へぇ!

芦名:本当にいるんですよ。

タイシン:見たことあります?

芦名:ある。

タイシン:誰ですか?

芦名:え、中学校の予備校の時のそういう奴もそうだし。

タイシン:あぁ。

芦名:もう、え、何でそんなに頭良いの?っていう。
でもそれは、本当にごく一部。だから僕は別に天才枠と戦う訳じゃなくて、努力枠の中で勝てば絶対勝てるっていう。

タイシン:なるほど。

芦名:じゃあ勉強しましょうって言った時に、
1日15時間勉強できる奴絶対いないから。

タイシン:そこで勝った訳ですね。

芦名:そしたら、あぁ15時間勉強すれば、
え、勝てるじゃんって言ったら、
15時間勉強すればいいだけだし。

タイシン:じゃあアメフトも全部そういう感じですか?
同じですか?理論は。皆やってない時に。

芦名:そう。スポーツの場合はちょっとまた難しくて。
勉強はし続けてればいいけど、
練習、スポーツってし続けることができないから。体力の限界もあるし、休む時間も必要だし。
だから一番大事なのは、思考ですよね。

頭の中でどれだけシミュレーションができるか。頭の中で何回練習できるか。
僕はそれ仕事もかなりそうだと思ってて。
なんか僕はアメフトやってたら24時間アメフトのことを考えてるし。

仕事やったら24時間仕事のことを考えてるので。

だから普通の人が8時間仕事をするとかってことだともう寝てる間も考えてるし。それはこっちの方が成長しますよね。

タイシン:なるほど。全然楽してないですね。

芦名:え?

タイシン:全然楽して稼いでないですね(笑)
いや、すごい頑張ってるなと思って。すごいなと思って。

芦名:まぁでもそれが好きな人、好きじゃない人がいるから。

タイシン:あぁ。そっか。

芦名:何だろう。やっぱり僕が好きなのは、
「え、ってことはこうしたらこうなるんじゃないか?」っていう。
え、もっとこうやったら飲み会の反省もそうかもしれないけど。

あの時もっとこのタイミングでこれを言ってたら、目の前にいる男の子、女の子笑ってたんじゃないかな、とか。

じゃあこうしようって、その自分の中の反省からの仮説、実証をすごくやりたい感じ。

タイシン:へぇ。それ普段もずっとやってます?

芦名:そう。
だから今の話で言うと、練習は自分の仮説を実証する場だよ。実験する場だよ。
で、練習以外はずっと仮説を立て続けて、戦略を立て続ける場所。

タイシン:戦略ですね。

芦名:そう。
だから何の気なしに毎日練習に来て、

はい練習に来ました、はい練習に来ました、はい練習に来ました。で、もちろんちょっとずつは進歩するけど、
その進歩は決して爆発的じゃないし、短期的ではないっていう。

タイシン:なるほど。なんか僕っすね、それ(笑)

芦名:(笑)どゆこと?

タイシン:いやなんか自分だなと思いました。

自分全然、うーん。毎日芦名さんと会って、毎日お話ししてるけど、
それ以外の部分何だろうな、ずっとそのことだけを考えるみたいなことはできてなかったような気がして、反省しました。

芦名:まぁそれは反省っていうかもう好き嫌いなので(笑)
仮説を立てるのが好きかどうか。あれこれ考えるのが好きかどうか。
で、もしそれが好きじゃないんだったら、好きじゃないなりに人に任せるのか、何か違う方法で、何か行くのか。

それか何かまた自分に合う見つけ方を探したらいいんじゃないかな。

タイシン:考え事好きですよ。

芦名:あぁ本当に(笑)

タイシン:(笑)

引用元:https://youtu.be/ohwinWRE0Ls

2018/04/01

カットしている部分もあるため、ぜひ本編もどうぞ。

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