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正垣文
2023年7月4日 22:13
先日、納骨をした。法要の後お墓に向かい、お墓でもお経をあげた。義父と義弟が力を合わせて墓石を動かした。義祖父のものか義祖母のものか、石と石の隙間から分解されずに残った骨が見えた。骨の近くに紙のようなものが見えた。朽ち果てる前のその紙には文字が一つ書いてあった。それは「文」という字だった。文字の大きさは3センチか4センチ四方くらいだろうか。朽ちて小さくなった紙に対してだいぶ大きく一文字だけ「文」