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受動態の面白い表現

先日、telephone song という歌を教えてもらいました。
勉強会の後、調べると、キャンプなどで歌われる歌のようです。
Hey ______ (name)
  I think I hear my name
Hey ______ (name)
  I think I hear it again
You're wanted on the telephone
  If it's not _____ (another person's name) then I'm not at home
With a ring ding ding a ding ding oh yeah
With a ring ding ding a ding ding

そこで、受動態の導入で中学生にクイズを出してみました。
You're wanted on the telephone.
「これって、どんなシチュエーションだと思う?話し合ってみて!」
回答はさまざまで、
「新しいスマホが欲しいのじゃない?!」
「new とは、言ってないよね。うーん。」
「君、スマホを欲しがってたよね?みたいな確認かな?」
今の子どもたちにとっては、想像するのは、難しいのかもしれません。
「ちびまるこちゃん、サザエさん、ドラえもんの世界観で考えてみて」
とヒントを出してみました。
「スマホがない時代か」
「サザエさんの家は、黒電話やろ」
Hey, Katsuo. You're wanted on the telephone. It's Hanazawa san.
とヒントを出したところ、状況を推測できたようでした。
自分のスマホを持てば、電話を取り次いでもらうことはありませんものね。

少々話が変わりますが、
「駅・空港・街角ピアノ」という番組が好きでよく観ています。
人生観などをお話されるのも、興味深く聞いているのですが、
NYのワールドトレードセンター駅の回で、
一人の男性が演奏後のインタビューで、毎日ピアノを弾きに来ている理由を
I want to be seen by everyone. と言っておられました。
ネイティブの方は、このように受動態を使われるのだと、
生きた英語を学んだような気がしました。

日常よく使う表現で、英文法も学べたら、楽しいかなと
いろいろ試しています。




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