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シンガポールでSTAY@HOME 8月11日(木)通算857日目 イエロー(DORSCON)108日目

シンガポールで採用されている警戒レベルDORSCONが、新型コロナウイルスの流行以降、2年ぶりにオレンジ色から黄色へと4月26日に変化しました。また、ワクチンが完全接種であれば、入国に検査と隔離も免除となり、一層かつての生活に近づいてきていることを実感します。

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8月11日(木)通算857日目 イエロー(DORSCON)108日目

 先月の下旬に、ラーメン屋の一風堂に行った。日本では基本的にラーメンや餃子しか扱っていないと思うが、シンガポールでは手羽先やポテトなどの居酒屋メニューが充実している。更にデザートとして、抹茶ティラミスや梅が枝餅もある。この間訪れた際には、メニューの中に、ゴボウチップスというものを見つけて、注文してみた。齧る度にゴボウの風味が口の中で広がるだけでなく、パリパリとした食感が楽しい。また食べたい、と思った一皿だった。

 しかし、この間オンラインでメニューをチェックすると、ゴボウチップスは終了したらしく、どこにも載っていない。仕方がないので、スーパーでゴボウを購入して、クックパッドを見ながら揚げてみることにする。スーパーで陳列棚からゴボウを見つけてカゴに入れると、ふと母が「そういえば、随分前にどうやって食べるの?って知らない人に聞かれた」と漏らした。
当地では薬膳スープに入れる方法は一般的であっても、和食のようなゴボウサラダやきんぴらごぼうのような料理はない。母に尋ねた人も、恐らく薬膳以外の使用方法を知らなかったのだと想像する。

 人との接触が減ったことにより、自分の知らない物を知る機会も減ったと思う。インターネットという便利なものもあるが、知らない言葉を新たに発見するには不向きだ。母がゴボウの使い方を尋ねられたときと同じレベルで他人と気軽に話せるまで、もう少し時間がかかるのだろう。


去年(2021年8月11日)の記事はこちら↓

一昨年(2020年8月11日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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