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シンガポールでSTAY@HOME 2月5日(土)通算670日目 フェーズ2強化版(2回目)の199日目
2020年4月のロックダウン以降、徐々に規制を緩めてきていたシンガポールですが、変異株デルタが入ってきた辺りから、感染者数に合わせて強化と緩和を使い分けているようです。現在はフェーズ2強化版に戻り、一時期は外食ができない状態でしたが、8月10日よりワクチン接種が完了した人に向けて、再開されました。
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2月5日(土)通算670日目 フェーズ2強化版(2回目)の199日目
少し前に、薄い求肥の中に餡と生クリームが入った喜久福という大福を、シンガポールの伊勢丹で買った。記憶違いでなければ生八つ橋や六花亭のバターサンドを始め、他にも有名な日本の菓子が同時期に限定販売されていたと思う。数ある中でも私は、どうしても喜久福が欲しかった。
実は好きな漫画に喜久福が登場しており、ずっと食べてみたかったのだ。日本だとアマゾンで購入もできるようだが、当地に居ると厳しい。DVDや本であれば、オンラインショップで買って国際配送を頼むことはできる。ただ、流石に要冷蔵の生菓子を個人で輸入する術はないはずだ。
前置きが長くなったが、昨晩ようやく喜久福を食べた。ずっと大事に冷凍していたのだが、賞味期限が迫っており、切れてしまったら本末転倒だ。慌てて解凍に回して、食後のデザートにした。口に運ぶと、想像以上に求肥が薄い。餡とクリームを内包するのに最低限とも言える分量で、中身を味わってこその菓子なのだと感じる。中でも気に入ったのは、少し豆の食感が残るずんだ餡とクリームが一緒に入っている大福だ。豆から来る爽やかさと、まったりとしたクリームが絶妙だった。帰国できなくても、日本の食べたことのない菓子を食べられるのは本当にありがたい。
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