![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/56247362/rectangle_large_type_2_e9512592117123000bcc2fa1d3889dc1.png?width=1200)
シンガポールでSTAY@HOME 7月8日(木)通算458日目 続フェーズ3強化版の25日目
昨年の4 月にシンガポールはロックダウンを開始して、それ以降徐々に規制を緩和してきました。一時期はワクチン接種も始まり、最終段階と言われていたフェーズ3になっていましたが、変異したデルタ株の流行により、以前よりは少し厳しくなっています。※最近までロックダウンの開始時期を「3月末」と書いていましたが、正しくは4月だったので修正しました。
―――――
7月8日(木)通算458日目 続フェーズ3強化版の25日目
近所のミニスーパーの横にある病院が混雑しており、店の外にまで待つ人が何人も待っていた。スーパーの店員に理由を尋ねた所、シノバックのワクチンを待っている人たちらしい。話には聞いたことがあったが、本当に人気のようだ。ただ、待っている人はシンガポールの中華系の国民ではなく、中国本土から来た人ではないかと思う。
日本で外国人観光客が見て何となく分かるように、当地の国民でないと思ったのは感覚的な所が大きい。でも、よくよく考えてみると、同じような黒髪に似たような肌の色の人であっても、髪型やファッションが当地のそれと違うのだ。例えば、髪型は男性なら当地だとツーブロックが多い。服装は色鮮やかな色を好む傾向にあり、あまりモノトーンの人は居ない。これらは私の主観で思っていることで、一概には言えない部分が多いとは思うものの、こういった大まかな傾向と病院の前に待機している人は異なっていた。
それに加えて、当地の政府が既にシノバックのワクチンを接種していても、検査免除の対象外だ、と既に明らかにしていることも、病院の前に居る人が外国人に見えた理由かもしれない。シンガポールを拠点として活動する人にとっては、敢えてこれを選択したいと思う人は少ないはずだ。また、既に外国人を対象としたmRNAのワクチン接種も開始となっており、わざわざ有償で病院に行く必要もないのだ。ただ、中国から来た人はそうとも限らないようで、中国からの出入国ができることに重きを置いているようだ。
昨年から、一度も祖国に帰っていない人はどこの国籍でも多いだろう。母国での行動を優先してワクチンを選ぶ気持ちは、同じような立場に居るだけに、分かるような気がした。
参考文献
The Straits Times 「No pre-event testing exemption for Sinovac Covid-19 vaccine upsets some in Singapore」(2021年7月8日11時34分閲覧)
https://www.straitstimes.com/singapore/health/no-pre-event-testing-exemption-for-sinovac-upsets-some
―――――
最後までお読みいただき、ありがとうございました。