シンガポールでSTAY@HOME 5月6日(木)通算395日目 フェーズ3の130日目
2020年の4月に開始されたロックダウンから、遂に最終段階であるフェーズ3に突入しました。家や街の中で感じたこと、その時のニュースに対する考えなどを書いていきます。短い文章ですが、引き続きお付き合いいただけますと幸いです。
―――――
5月6日(木)通算395日目 フェーズ3の130日目
少し前に、ファーストフラッシュと呼ばれるダージリンの茶葉を購入した。その年の最初に摘まれたもので毎年売られている。毎年出るという意味で、ワインのボジョレーヌーボーに似ているかもしれない。以前から関心はあったのだが、普段は柑橘系の香りが付いたアールグレイなどが好きなこともあり、何の香りも後付けされていないダージリンには、なかなか手が出せないでいた。
売り場では、2021年だけでなく昨年の2020年のものも販売されていた。昨年の今頃はロックダウンの最中で、休業を余儀なくされた店としては大々的に宣伝する機会はなかったはずだし、客も買う方法があまりなかったため、店頭に在庫があるのは当然とも言える。
丁度この売り場に先日赴いた頃は、シンガポールでの感染者が落ち着いていた時期でもあったため、今年はきっと全部の在庫がはけるのだろうと想像した。しかし、先月末から多くの人が外出を自粛していることを考えると、今年の茶葉を欲しくても手にしていない人が居るかもしれない。
若い葉で作られた紅茶は、緑茶と同じ植物だということを思い出すさわやかな味で、新緑を彷彿とさせる。別途フレーバーが追加されていなくても、十二分に美味しい。今日も家でダージリンを飲みながら、少し前まで緩まった規制の恩恵をどれだけ享受していたのか痛感する。
―――――
最後までお読みいただき、ありがとうございました。