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「蛍の光」は通じない 9月2日(月)通算1609日目 グリーン(DORSCON)564日目

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9月2日(月)通算1609日目 グリーン(DORSCON)564日目

 閉店間際に流れる曲と言えば、スコットランド民謡「蛍の光」だろう。インターネットで調べてみると、それにアレンジを加えた「別れのワルツ」が正確な曲名となるようだが、今一つ違いが分からない。一応4拍子と3拍子という差異があるとの情報は出てくるものの、調べ方が悪いのか聴いても違いが理解できないのだ。そのため、今日の記事の中では「蛍の光」として表記したい。

 ところで、この曲が流れると閉店という感覚は、日本にしか存在しないようだ。確かに言われてみれば、シンガポールで耳にした覚えはない。いつも「ご来店ありがとうございます。当店は後5分で閉店いたします」といったアナウンスが流れるだけで、「蛍の光」は流れないのだ。個々の店ごとに営業終了間際に流す曲を決めている可能性はあるが、日本の「蛍の光」に通じるような共通認識のある曲はない。

 どちらが良いというものでもないと思うが、100円ショップのダイソーは「蛍の光」に代わる曲を新たに作曲したようだ。ちなみに当地では、ダイソーでも現在はアナウンスが採用されており、「蛍の光」は流れない。まさか作曲するとは思わなかったが、いつかダイソーの閉店といえばあの曲、と世界中で共通認識が生まれる日が来るのなら、少し見てみたい。

参考文献
日本経済新聞「ダイソー、閉店音楽を刷新 「蛍の光」海外客に伝わらず」(2024年9月2日14時33分閲覧)
ダイソー、閉店音楽を刷新 「蛍の光」海外客に伝わらず - 日本経済新聞 (nikkei.com)

 

 
去年(2023年9月2日)の記事はこちら↓

一昨年(2022年9月2日)の記事はこちら↓

3年前(2021年9月2日)の記事はこちら↓

4年前(2020年9月2日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。





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