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「闇バイト」って名前がイマイチな気がする 11月15日(金)通算1677日目 グリーン(DORSCON)638日目


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11月15日(金)通算1677日目 グリーン(DORSCON)638日目

 最近、NHKのニュースを見ると連日のように闇バイトが話題に出ている。若者が合法の単発バイトだと考えて応募するのも、高齢者が被害に遭うのもどちらも問題のため、もちろん取り上げられるのは当然だと思う。ただ、この「闇バイト」という呼称は即刻変えるべきだ。

 知らずに応募してしまった人からすれば、確かに闇のようなバイトではあるのだが、犯罪に関連する言葉がどこにも入っていないのが気になる。既に広まった知識があるから分かるものの、名前だけでは単に最低賃金の時給でこき使われるのかな、くらいのイメージだろう。中には強盗殺人に発展して、重い刑になる人も居るような実態を考えると、もっと深刻そうな雰囲気の漂う名前の方が良い。そうすれば、加害者も被害者もどちらにもなり得る危険なものとして、もっと敬遠すべきだという印象が全ての世代に根付くはずだ。

 そうは言うものの、私に良い代替案がある訳でもない。考えてみたが、強いて「犯罪訪問バイト」というのを思いついた程度だ。自分でも良い名称だとは思わないし、結局「バイト」という単語が、全てを軽い雰囲気に持っていっている気がする。書いておいてなんだが、きっとこれでは定着しない。

 名称を考えるには犯罪を理解する必要がある。その意味で、多くの人が考えれば、他人事から我が事になり、いい名前が出たら良い。また仮に誰も思いつかなくても、ある程度の抑止力になるのではないかと思う。

去年(2023年11月15日)の記事はこちら↓

一昨年(2022年11月15日)の記事はこちら↓

3年前(2021年11月15日)の記事はこちら↓

4年前(2020年11月15日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。






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