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シンガポールでSTAY@HOME 2月9日(金)通算1403日目 グリーン(DORSCON)360日目

シンガポールで採用されている警戒レベルDORSCONが、新型コロナウイルスの流行以降、2年ぶりにオレンジ色から黄色へと4月26日に変化しました。また、ワクチンが完全接種であれば、入国に検査と隔離も免除となり、一層かつての生活に近づいてきていることを実感します。
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2月9日(金)通算1403日目 グリーン(DORSCON)360日目

 最近、漫画原作のとあるドラマについて問題になっている。かなり話題になっている印象なので、恐らく多くの方が既にご存知だと思うため、概要については改めてここで触れるつもりはない。正直、この件に関して記事にするつもりもなかった。しかしこの件に関して、昨日小学館の第一コミック局という当該作の編集部が所属する部署が、文章を発表したことで、考えが変わったので、少し考えを書いておきたい。

 先ほども書いたが、昨日の文章は「小学館」ではなく「小学館 第一コミック局 編集者一同」という限定的な人々が発表した文章だ。どの業界でも何かしらの問題が起きた際に、一部署に責任を負わせることはないと思われるため、この対応は異例だろう。ちなみに社全体の方針として小学館は、社外への説明はしないと一昨日発表している。

 では、第一コミック局は文章を発表することにしたか。これは3つ程理由が考えられる。1つ目は、普通に非難の声が多いから。SNSのXでは小学館の方針が発表された際、説明すべきというコメントをよく見かけた。2つ目は、責任感だろう。1つ目のような消極的な理由だけでなく、関係のある者として、無言を貫くのは間違っていると考えたと思われる。そして3つ目は、黙っているとスケープゴートにされる可能性を危惧したからだと考えている。

 出版社は編集部ありきのような業態にも拘わらず、必ずしも立場が強くないように感じる。実は個人的に以前、とあるフリーペーパーの会社に編集者として働いていたが、そこでは良い結果だと営業が褒められて、いまいちだと編集が怒られるという具合だった。私の経験が全てだとは言わないものの、黙っていたら会社から全てを押し付けられる可能性を感じたのではないだろうか。

 元々の問題の中核部分ではないが、今回の小学館の行動が今後に響くのは間違いない。第一コミック局はそれを理解した上で発表していると思うが、社全体としては理解しているのか微妙だ。実を言えば、小学館には大学時代にインターンシップでお世話になったこともあるので、どこかで丸く収まって欲しいとは思うものの、今回入った亀裂はあまりにも大きいような気がしてならない。

参考文献
小学館 プチコミック公式サイト「作家の皆さま 読者の皆様 関係者の皆様へ」(2024年2月9日14時38分閲覧)
作家の皆様 読者の皆様 関係者の皆様へ | プチコミック 公式サイト|小学館 (petitcomic.com)

国土交通省のウェブサイトでは、交通や物流に関しての情報が得られるリンクを貼っている。↓(2024年1月2日10時27分閲覧)


去年(2023年2月9日)の記事はこちら↓

一昨年(2022年2月9日)の記事はこちら↓

3年前(2021年2月9日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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