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日本で鰤しゃぶが食べたかった話 1月27日(月)通算1750日目 グリーン(DORSCON)711日目

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1月27日(月)通算1750日目 グリーン(DORSCON)711日目

 日本で食べたかったのに、結局諦める他なかった料理の1つに鰤しゃぶがある。食材はシンガポールよりも手に入りやすいし、鰤も好きな厚みにカットできる。この上なくおいしくなると楽しみにしていたのだが、実現しなかった。実家のIHクッキングヒーターの鍋に付属しているはずのケーブルがいくら探しても見つからなかったのだ。

 長らく使用していなかったせいで、私や母だけでなく誰も覚えていなかった。確かに鍋やホットプレートは大人数で囲む印象があるため、普段の使用頻度は決して高くないだろう。その結果、我が家のそれは無用の長物になってしまったようだ。すぐにでも廃棄しようかとも思ったが、どこかからケーブルがひょっこり出てくるかもしれない希望も捨てきれず、結局使えないまま元の棚に仕舞っている。

 何度も鰤しゃぶの話をしており、固執し過ぎだという自覚はある。しかし、白だしを吸い物よりもやや薄めに伸ばした出汁に鰤の刺身と薄目に切った白菜を浸し、柚子果汁を入れたポン酢で食べるととんでもなくおいしいのだ。材料の器材が簡単に手に入る人は、本当に寒ブリが店頭から消える前に1度で良いから食べてみてほしい。変だとは思うが、私自身シンガポールに帰ってきた今、旬が終わる前にもう少し食べておくつもりだ。
 


去年(2024年1月27日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。







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