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シンガポールでSTAY@HOME 4月6日(木)通算1095日目 グリーン(DORSCON)53日目

シンガポールでは病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関ではマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOは収束宣言をしていません。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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4月6日(木)通算1095日目 グリーン(DORSCON)53日目

最近、インドで変異した新型コロナウイルスのオミクロンの中でも、XBB1.16という種類が急速に猛威を振るい始めているらしい。性質としてはXBB1.5に似ているようだが、コロナウイルスのとげとげ部分であるスパイクタンパク質がそれとは異なっているようだ。結果として、今まで存在した他の種類に取って代わっているとのこと。

 現時点ではインターネットで調べてみても、インドで流行しているとの情報ばかりだが、様々な国で海外渡航がしやすくなっていることを考えると、他国でも広がるのは恐らく時間の問題だろう。シンガポールではインド系の人は多く、中には最近行ってきたという人も居ると推測する。ただ、何となくであり根拠は全くないが、当地の政府は緩和した規制を強化する方向に舵を切ることは、基本的にないような気がしている。

 それでも、一気に感染者が増える等、看過できない事態になれば、何かしらの対応をするとは思う。その一方で、新型コロナウイルスワクチンを多くの人が接種したり、当初とは異なり治療薬が存在したりすることから、そういった事態にはならないのではないかと想像している。楽観的なだけかもしれないが、徐々に以前の姿を取り戻しつつある世界が再び閉じる方向に進まないで欲しいと願うばかりだ。

参考文献
India Times「What are the symptoms seen in XBB1.16 caused COVID infection? “XBB.1.16 edged out other variants in India」(2023年4月6日15時5分閲覧)
​What are the symptoms seen in XBB 1.16 caused COVID infection?​-​"XBB.1.16 edged out other variants in India"​ (indiatimes.com)
University of Minnesota「WHO tracking Omicron XVV.1.16 subvariant, rising cases in some countries」(2023年4月6日15時7分閲覧)
WHO tracking Omicron XBB.1.16 subvariant, rising cases in some countries | CIDRAP (umn.edu)
東京ビジネスクリニック「スパイクタンパク質、ヌクレオカプシドタンパク質って何?」(2023年4月6日15時9分閲覧)
スパイクタンパク質、ヌクレオカプシドタンパク質って何? - 東京ビジネスクリニック【公式】365日年中無休 休日・夜間診療 (businessclinic.tokyo)
 

去年(2022年4月6日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年4月6日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。




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