塩野義製薬のゾコーバ 10月10日(木)通算1641日目 グリーン(DORSCON)602日目
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10月10日(木)通算1641日目 グリーン(DORSCON)602日目
塩野義製薬の新型コロナウイルスの治療薬であるゾコーバは、費用対効果が今一つのようだ。せっかく厚生労働省が緊急承認までして作った薬なのにもったいないなとは感じるが、個人的には治験の頃からあまり結果だった印象もあって驚きはない。
ゾコーバの治験をしている時点で、既にファイザーの新型コロナウイルス治療薬パキロビットが存在していた。安定供給のために塩野義製薬が治験に乗り出したはずだが、実験結果を見る限りではパキロビットよりも有利な点は見当たらなかった。そのため個人的にも、当時緊急承認するほどの効果なのだろうかという疑問は拭えなかったものの、供給を安定させることの方が優先なのだろうと推測していた。ただ、今回の費用対効果の記事を見るに、医療現場でゾコーバはあまり多用されていないのではないかと思われる。
現在日本では、59歳以下を対象とした追加接種はない。罹患したら、今よりも少し安価になったゾコーバが使えるので費用対効果は上がるだろう。まさかゾコーバのためにワクチンの接種がないということはあり得ないはずだが、それを疑いたくなってしまう程には政策がよく分からない。多くの人はワクチンもなく自衛しないといけない事態という意味で、今年の冬は過去数年よりも一層、難しい期間になりそうだ。
参考文献
日本経済新聞「塩野義製薬の新型コロナ治療薬ゾコーバ、価格引き下げへ 厚労省『費用対効果悪い』」(2024年10月10日19字36分閲覧)
塩野義製薬の新型コロナ治療薬ゾコーバ、価格引き下げへ 厚労省「費用対効果悪い」 - 日本経済新聞 (nikkei.com)
去年(2023年10月10日)の記事はこちら↓
一昨年(2022年10月10日)の記事はこちら↓
3年前(2021年10月10日)の記事はこちら↓
4年前(2020年10月10日)の記事はこちら↓
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最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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