シンガポールでSTAY@HOME 3月4日(土)通算1062日目 グリーン(DORSCON)20日目
シンガポールでは病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関ではマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOは収束宣言をしていません。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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3月4日(土)通算1062日目 グリーン(DORSCON)20日目
少し前から、シンガポールにある伊勢丹のデパ地下に、日本のかき氷店サカノウエカフェが期間限定で出店している。ふわふわの氷の上に、クリームやベリーソースなどがかかった豪華な見た目で、どうしても食べてみたくなり先日出かけてみた。
あまり人が居ないであろう平日の午後を狙ったのだが、それでも8人位並んでおり、人気ぶりがうかがえる。メニューを見ると、いくつかは売り切れになっていた。私は看板メニューのいちごを選択。並びながら、ガラスの向こうで作っている様子を眺めていると、期待値が高まる。特に気になるのは、かき氷の上に乗っていたり、中に入っていたりするクリームだ。ふんわりとした氷と合わせるためか、ふわふわになるエスプーマという技法が使われているらしい。
実際に食べてみると、細かく軽く削られた氷とクリーム、それにいちごのソースの相性が抜群で、いちご好きの私にはたまらない仕上がりだった。正直、出店中にもう一度訪れたいと思っているほどだ。
ところでエスプーマという調理方法は、亜酸化窒素ガスを添加することでふんわりとした食感を可能にしている。昨年一時帰国した際に、この方法で作られたポテトサラダを食べてから、気に入っており、本気で器具の入手も考えたことがある。ただ、器材だけでなく当然ながらボンベも必要で、素人が趣味で手を出すには少し大変そうに見えて諦めた。
今回のサカノウエカフェの出店は、新型コロナウイルスの流行があっても集客を見込めると判断されたことも大きいと思う。しかし、ガスの手配や輸送もかなり面倒だったと推測する。色々な苦労をされた人のお陰で、美味しいかき氷が食べられると思うと感動もひとしおだった。すっかりファンになってしまった身としては期間限定と言わず、本格的に店を出してはもらいたい限りだ。
去年(2022年3月4日)の記事はこちら↓
一昨年(2021年3月4日)の記事はこちら↓
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最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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